内容説明
自分の人生を生きないで「みんなと同じ」でいることが本当に幸福なのか。孤独を恐れるばかりに人目を気にして自分を出せず内面的に孤独になるより、孤独になってもいいから言いたいことを言って本当の仲間を探すほうがずっと建設的だ―。精神科医として、あるべき「独り」の作法を伝授する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
20
すすすっと読みやすい。この手のテーマ、あるいは生き方とか人生論を読むといつも思うのだけど、答えはとてもシンプル。そして自分次第だということ。自立するには人の気質によっていろんなタイプがあると思うけど、私は細い脚(依存先)でもたくさんあるほうが椅子が安定するので納得。でもその脚が単なる暇つぶしや人恋しいから、という理由で付け加えたような、本当に自分が望まないものであるなら、ない方がいい。その状態を孤独と思うか、豊かな一人の時間と思うかどうかは、また自分次第。2016/04/02
Takanori Murai
19
ここに書かれていることは、苦しかった状況から今日までに特に教わることなく実践してきたことだった。我ながら結構うまく孤独と付き合っていると思う。唯一親友がいないことが残された課題だろうか。これからは「老い」と「孤独」の新たな展開に臨んでいくが、親友づくりに挑戦するのも遅くはないか。2021/09/26
読書は人生を明るく照らす灯り
16
依存性についての解説が分かりやすかった。日本が如何に、世界から遅れている依存症放置国なのか!!ヤバいよ日本!2023/10/03
としP
16
自称ソリストの私から言わせれば、他人どう思われるかばかり気にしている奴は、操り人形に過ぎない。自分を操るのは自分以外にいない。2019/06/08
Youko ☆channel
15
図書館本。 最近、孤独を感じているので借りてみました。 (嫌われて仲間ハズレにされているとかではなくて自分自身の疎外感的な) まだ、もやもやしてるけど本を沢山読んでよく寝るようにしたら少しは楽になるのかな。 (って、ストレス溜まってるだけなのかも…。(; ̄ェ ̄) 2018/01/08