超訳 資本論 お金を知れば人生が変わる

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超訳 資本論 お金を知れば人生が変わる

  • 著者名:許成準【著】
  • 価格 ¥1,122(本体¥1,020)
  • 彩図社(2016/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784801300019

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内容説明

そもそも富とは何なのか? 人はどうして資本の奴隷になるのか? 人はなぜ金持ちになれないのか?
『資本論』は我々を取り巻く世界、つまり資本主義社会の構造を解き明かした本だ。
この本が世界中の指導者、思想家、労働者たちに多大なる影響を与えたのは言うまでもない。
その内容は広大かつ難解なイメージがあり、なかなか手に取る機会はない。しかし、『資本論』の中にはいざという時にどうすれば生き残れるのかを示すヒントが詰まっている。
本書は初心者にとってこの上なく理解し易い入門書。今こそ資本論を理解し、明日のビジネスを勝ち抜こう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茉莉花

22
再読。これを読むと資本の奴隷となって労働者として働くのがほとほと嫌になってくる。自分が賃金以上の価値の仕事をしていても、自分に見合った給料を得られないどころか、剰余価値として資本家の資本となっていく。個人的消費(コーヒーを飲んでブレイクタイムとか)でさえも自分のためにしてる行為と思っているが実は生産性を向上させるため、資本家の富を増大させるための手助けに過ぎない。だからと言って資本家が良いかと言えばどうだろうか。資本家も資本の奴隷、資産があれば増やしたいという考えに取り付かれる人生もつまらないもんだよね。2015/08/22

小木ハム

14
重厚長大な原作を読む余裕のある人はどれだけ居るのか、というところで美味しいところを切り分けてくれてる本書はありがたい。テクノロジーは社会の豊かさを底上げする一方、労働力の価値を下げるオフトレードの関係。労働者にとってテクノロジーは剰余価値を増幅させる装置であって、賃金を増やす装置ではない。剰余価値が増えて微笑むのは資本家だけである。私たちは資本主義によって物質的な恩恵を多面に受けてきたが、精神的な恩恵は±0かもしれない。『より便利に!・より豊かに!・より忙しく!』2020/06/26

ブック

6
難解な資本論をわかりやすく解説している。それにしても、この本を読んでも平常心で資本主義を受け入れられる人はいるのだろうか?と思ってしまう。その他にもお金の仕組みや金融の仕組みをわかりやすく解説しており、資本主義にはシステム的にサステナビリデイがないことがよく理解できる。みんなが仕組みを知っても、みんなが資本家にはなれないわけだし。人類はいったいいつになったらその現実を認めるのだろうか。共産主義になれば解決するわけでもないだろう。貨幣と人類の関係を改めるしかないのだろうと個人的には思っている。2022/05/31

Shinya

6
audibleにて。 良書だと思います。 長いうえに難関な資本論のエッセンスをわかりやすく解説されています。2017/08/31

Teppei Kuma Tagawa

6
日本は資本主義社会である以上、解説本でも良いから一度は読んでおくべきだと思う。昔スポーツの上手い奴はルールをよく知っている奴だと言っていた人が居たけどそれは社会で生きて行く上でも同じ事が言えるのではなかろうか。2014/12/29

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