内容説明
世界は不思議と謎に満ちている。
通るものすべてを飲み込む魔の海域「バミューダトライアングル」、火事現場に無傷で残された謎の絵画「火事を招く少年の絵」、いまやUFO の代名詞ともなった「アダムスキー型円盤」、
江戸時代の日本にUFOが飛来したという「うつろ舟伝説」、謎の通信を残して消えたオーストラリア人青年「バレンティッチ行方不明事件」、
日本における最強の怨霊伝説「将門の首塚」、インドが誇る伝説のオーパーツ「デリーの錆びない鉄柱」、そして80 年代の日本を騒がせた都市伝説「口裂け女」……。
はたしてそれらは本当なのか。本当に常ならざる力が働いているのか。世にはびこる様々な不思議と謎を解明するために、ASIOS が再びここに集結。
伝説を丹念に検証し、その裏に隠された真実に迫る。人気シリーズ第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
28
3巻までが未登録なので再読しようかな。まことしやかな伝説が、いかにいい加減であるかを検証するのだが、今まで調査がまともに行われていなかったことに、かえって驚かされる。悪質なのは実話をよそおいながら、創作であったというケース。伝えられていくうちに尾ひれがついて、壮大なウソに転化する場合もある。とにかく怪しい話には、たしかな裏付けがないと、信用してはいけないということだろう。「うつろ舟」と「デリーの鉄柱」など、今までの超常本の、さらにその先を調査・記述しているということで、貴重な最新データとなっている。2015/01/31
tokkun1002
14
謎解き超常現象4冊目。超能力者を信じている人は居ないな。日本のテレビは嘘だよとか言わないので騙されている人が沢山いるよね。これは今のところホントですってネタも入れて欲しい。飽きるので。2016/04/19
こら
6
さまざまな超常現象を紐解いていくシリーズ。学研の科学やら矢追さんの番組やらで、みなさんぜったいワクワクブルブルした〜って話題を懐疑的な観点から解決していくんだけど、これがまた知的好奇心をくすぐるんだ!その快刀乱麻っぷりは上質の推理小説の読後感みたい。今回は特にうつろ舟(江戸時代のUFO事件!)の真実が、ディープかつ分かりやすくてよかった。2015/01/04
青龍
4
本屋で偶然1巻を見つけて購入して以来、読み続けているシリーズ。丁寧に解説してあって、参考文献もあるから、興味深いことについては、さらに調べることができるのが嬉しい。ただ、値段が高めだな。2015/06/24
yyg
4
Ⅲはかなりマイナーなネタが多かったが、それの反動か今回は割とメジャーなネタが多い。既によく知られているようなネタ(デリーの鉄柱とかイースター島のモアイとか)でも、最新の調査で分かったところを中心にまとめられており面白かった。Ⅲを読んだときにそろそろネタが尽きるのではないかと思っていたが、こういうオカルトネタはなくならないもんだね~。2015/01/02