角川文庫<br> インフェルノ(中)

個数:1
紙書籍版価格
¥748
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
インフェルノ(中)

  • ISBN:9784041025048

ファイル: /

内容説明

医師シエナとともに、ヴェッキオ宮殿に向かったラングドンは、監視カメラにダンテのデスマスクを盗み出す自分の姿を見出し、驚愕する。マスクの所有者で大富豪のゾブリストは、壮大な野望の持ち主だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

459
物語のプロットを複雑にする因子であると思われた孤独なスナイパーだったが、いともあっさりと姿を消す。代わっていかにも怪しげな(正体はおおよそ推測できるが)人物が登場する。ダン・ブラウンは、根幹のアイディアは別として、少なくても本書においては緻密な構想の下に物語を書いたのではなさそうだ。あるいは下巻ではこれが統合されて、読者は驚嘆するのかも知れないが。そして、この巻ではダンテの詩句に基づいた暗号解読の要素が濃厚になるが、中世的なイメージに粉飾されてはいるが、謎解きとしては弱いように思われる。2019/09/04

れみ

205
追っ手から身を隠しながらデスマスクに書かれた文章の解読を進めるラングドンとシエナ。そこに新たに加わった人物の正体がびっくりではあるけど消去法から行って予想通りという気もする^^;ラングドンが関わった人々(とくにシンスキー)の視点でここまでの経緯が語られることで失われた記憶の部分が分かってきたけど彼自身の記憶が戻らないと何が起こったのか分からない部分もあるみたいだから下巻での展開を読むのが楽しみ。2016/10/27

ジェンダー

188
街並みや美術館など想像がかき立てられて一度行ってみたくなる!軽さで文庫本にしたから上中下にしたけどハ-ドの上下にしても良かったかも!少しずつラングドンが記憶喪失になってた行動とイタリアにいるわけが明らかになってきたラングドン達に接触してきたフェリス。味方と行って共にしてるけど本当に味方か敵か測りかねる中行動を共に。シンスキ-とゾブリストに依頼された機構の総監と接触により少しゾブリストの狙いがわかってきて結末がめっちゃ楽しみ!2024/03/23

ehirano1

157
#展開さらに加速。#ヴァエンサ終了のお知らせ。#「チェルカ・トローヴァ=cerca trova=尋ねよ、さらば見いださん」、覚えておきたい言葉。#Wikipedia登場。#ゾブリストよ、お前は何様のつもりだ!#やっぱり、イタリア語とラテン語が分かればもっとニヤニヤできるのに。2018/10/06

mariya926

128
人口を減らす陰謀説は聞いたことがありますが、コロナも影響があるのかな?いつもラングドンの近くに首謀者がいるのに、最後の最後で気がつくパターンが多い気がします。それとラングドンと仲のいい研究者が必ず犠牲になっている…。顔が広いので仲のいい研究者は多い気がしますが。そして脳の手術をしたのに、そんなにハードに動いてもいいの?と色々な疑問と共に読んでいます。正直ミステリー的にはサッパリ予測すら出来ないので、そんな事ばかり気にしていますが(笑)閉所恐怖症より事件に巻き込まれることをそろそろ気にした方が…(笑)2020/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10267698
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数3件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす