内容説明
大富豪・ゾブリストは、人口爆発で人類が滅亡するという説を唱えていた。彼の取り組む遺伝子研究を危険視するWHO、得体の知れぬ男達に追われるラングドン教授。舞台はイスタンブールへと移り、クライマックスへ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
231
舞台はゾブリストが「破壊的な何か」を仕掛けた土地へ。上巻を読んでたときに何か秘密がありそうと思ってた人がいたのにもっと怪しさ全開な人の登場ですっかり騙された^^;ラングドンがそこへたどりつけるのか危機は救えるのか…そして何が仕掛けられたのかという物語としての着地点がすごく気になって夢中で読んだ。人口増加による危機は確かに深刻だけどそれだけに否認という病で逃げたいのが人の心というものなのかも。2016/10/28
ehirano1
182
#木下半太ぶりのまさかの展開。#お前かよ!#手遅れ?#人が作ったモノであればコントロールできる手段は必ずあるはず。#後日談を知りたいというのは野暮かな?#解説は阿刀田さん(「やさしいダンテ<神曲>」を事前に読んでおいてよかった!というか、インフェルノ読むためにやさしいダンテを読んだ)で納得。2018/10/06
にいにい
154
面白かった~!素晴らしい構成のミステリー。また、歴史的建造物や都市の様子が目に浮かぶ描写が凄い!実際行って見たくなる。ただ、本筋は、謎解きや騙し以外は、結局、、、それに、彼女は、殺人を犯しているんだよな~。自分の目的のために。途中では、正当防衛みたいに見えたけど、空砲って知ってたんだよね。それが、ちょっと、スッキリしないかったな。ま、全体的には、小さなことだけど。最終的には、面白かったということで、読んで良かった一冊。2017/03/06
ケイ
147
最後にダンテはどうなるのかと思ったのだけど、終わらせ方としては、映画化された最初の二作の方が良かったというか、アメリカからイタリア、イスタンブールまで舞台を大きくしすぎたことの収束の仕方が少々不満足だ。話を盛り上げるために、大物をもってきすぎ、大風呂敷をひろげ過ぎとも思える。コンパクトであった方が、インパクトの強い、要点にフォーカスしたストーリーになったような気がする。次はラングドンを飛び廻らせるのでなく、謎解きに集中できる話を書いて欲しいなあ。ただ、楽しんで読めたのは事実です。2017/09/17
mariya926
143
最後が気になり一気読みです。これはラストどうなったんだろう?遺伝子のが感染してそのままなのかな?人口を減らすという陰謀説があるみたいですが、それをヒントに書かれたのかな?ということは、ラングドンはもう子孫を残せないのですね。そして毎回お馴染みの行動を共にした女性には好感を持ってしまうのですね(笑)ラストは今までとは少し違ったのにホッとしました。さすがに毎回同じだとこの作家さんの本を手に取れなくなります。後2つのシリーズがあるので手に入ったら読んでみます。今回はダンテでしたが、知らない世界の勉強になりました2020/04/06
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