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内容説明
ジオンによる独立戦争開戦から11か月――一年戦争終盤の物語。ジオン占領下にある重要資源拠点の奪還作戦(オデッサ作戦)で大勝した連邦軍は一気に攻勢をかけるべく、本格的なモビルスーツ部隊の編成に動き出す。しかし、そのV作戦を成功させ、量産機ジムの投入を始めた連邦軍にとって、モビルスーツは未知数の新兵器。運用のノウハウをまったく持っていなかった。
そこで発足されたのが、実戦データを収集するためのMS実験部隊――第11独立機械化混成部隊、通称モルモット隊である。配属されたユウ・カジマはジムのパイロットとなり、仲間たちと共に戦場を駆け巡るが、ある任務で謎の蒼いジムと遭遇する…!
1996年にバンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)より発売された“ガンダム外伝”3部作、「THE BLUE DESTINY」をコミカライズ! 豪華スタッフにより、新たに生まれ変わった「ザ・ブルー・ディスティニー」!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
8
★★★★★セガ・サターンで発売され、今では入手するのも困難となったゲーム「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」。この作品はそのコミカライズである。発売から20年も経っていることに驚きが隠せない。原作のゲームは残念ながら未プレイではあるため、様々な媒体で紹介されてきたモルモット部隊の活躍をようやくしっかりと見ることができて嬉しい。2016/10/03
半木 糺
2
セガサターンにて発売された『機動戦士ガンダム外伝』のコミカライズ作品。以前にもコミカライズ(未完だったが)やノベライズ作品はあったが、今回改めてリニューアルさらている。巻末に当時のゲーム製作者の対談が掲載されているが、量産期のジムを主人公機にするのはかなり冒険だったようだ。現在は量産型MSを乗機とした一般兵を主人公にした外伝作品は山のようにあるが、その元祖が本作であった。その意味でも『機動戦士ガンダム外伝』という作品は偉大だったのである。2016/11/29
ぽげムた
2
前回漫画化するも打ち切りで未完になった作品。ゲームのコミック化は失敗しやすいが、これはどうか。 ユウ・カジマのキャラ付けがゲームでは喋らせないせいで無口で冷淡な人物と捉えられていたが、今回はブリティッシュ作戦で力のないせいで舞台を全滅させたせいで力を欲するキャラ付けになっている。 賛否両論あるけど、個人的には自分を殺しに来たモビルスーツに乗り込むアホウだから、このぐらい個性的のほうがええね。 ゲームで物語を知ってる人間としても、3号機破壊と、マリオンの呪縛から逃れて力からの開放に繋がるんだろう。2016/04/22
マサトク
1
積み消化。ブルーディスティニー、いまだに人気あるよなー。話としても面白くなる萌芽は見える。2021/12/27
ひー
1
昔ゲームでハマりました。懐かしいなぁって思いながら読みましたよ。なかなか良いんじゃないでしょうか。2019/01/02