レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ(3)

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レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ(3)

  • 著者名:山本直樹【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2016/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784063774276

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内容説明

1972年1月、日本に革命を起こすために山岳ベースに集結した赤色連盟のメンバーたち。しかしそこで展開されたのは『総括』と称した自己批判、相互批判の応酬だった。それはやがて援助としての暴力・リンチへとエスカレートし、数日のうちに6人の死者を出してしまう。それでも上層部による暴力的総括要求の嵐はとどまるところを知らず、幹部だった安達(あだち)には明確な“死刑”の宣告がくだる。そして総括は新たな段階に突入する…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

20
自己批判と称するリンチがエスカレートし、死刑へと彼らを導いていく。暴力を受ける中で、彼らは驚くほど正直に本音を語っていく。まるで殺してくれと言わんばかりに。そこに、彼らの生真面目で弱い人間性が垣間見れる。殺されるほうだけではなく、それは殺す側にも言えることだ。冷たく切ない最後の60日、彼ら彼女らの弱く生真面目な脆さが、山岳ベースを舞台に血と暴力となって露呈する。2016/02/29

アズル

16
安達と神山の死亡については、ほとんどいいがかりのように思えます。そしてかわいさツートップの白根さんと宮浦さんまでもが総括という死刑に処されそうに…。岩木もピンチです。2017/06/20

くさてる

13
ほんとうにどうして自分はこんな内容のマンガを読み続けているのかと思うほど苦しい展開が続く。心理的な圧迫感と閉塞感の表現がすごく、残酷な描写も派手ではない分、リアルで目をそむけたくなる。この、追いつめられた集団の論理の恐ろしさは、いまも世界中で存在しているものなのだ、きっと。2016/03/21

kei-zu

12
2年前まで本シリーズを読み進めたが、内輪での殺人が進んできたことから、ページをめくるのがつらく中断していました。 登場人物の死んでいく順番を表すマル付きの数字がいよいよ二桁にに入り、物語はますます緊張度を高めます。2021/04/02

タマキマタ

10
ガンガン死にます…。もはや「死刑」って言っちゃってるし…。でも小さな仲間内だろうが大きな国家内だろうが、規模は関係なくこんな無茶苦茶がまかり通ってたりすることもあるんだろうな。思想って一体なんだろな。2016/02/25

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