- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
過去、小さな島で起こった悲劇を目撃し、体験をした結城美知夫(ゆうき・みちお)と賀来(がらい)神父。大人になってもそのときの悪夢を見続けるふたり。賀来は信仰に救いを求め、結城は復讐を誓い、当時の関係者を探し出しては残忍な殺人などをおこなっていく。賀来はそんな結城と神に背くような関係を続け葛藤するが、結城の前からは逃れられなかった……。手塚治虫がいままでのカラーを打ち破り、「ありとあらゆる悪」を描こうと挑戦をした異色作第1巻! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT301~302『MW』第1~2巻収録 <初出掲載>1976年9月10日号~1978年1月25日号 ビッグコミック連載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
7
初めて読みましたが色んな意味で凄い作品ですね~。今までの手塚作品とは違った感じで楽しめました(笑)2011/12/16
PukaPuka
6
予想よりいろんな意味でハードな内容。黙示録的な作品。精神病理学より文学作品のが余程人の心を深く描いているのだとある先生が言っていたが、このマンガもそういう文学の系列と思う。2017/04/28
雷華
6
【図書館】ピー年前に実写映画化された作品。毒ガスMWを巡る物語。あらゆる悪がてんこ盛り。結城も賀来もこれで人生を狂わされたのですが、結城は酷いですね。賀来はちょっといらっとくる部分があるも、必死に結城を止めようとする姿がハラハラします。本当に色々詰め込まれてて面白いです。2016/06/06
顔面全一
5
「手塚治虫のBL」という情報だけを頼りに購読。 全く予備知識なしで読んだらもう、想像以上の面白さで感動した。二転三転する展開にページをめくる手が止まらなかった。素晴らしい。いや、本当に素晴らしい2021/06/08
るう
4
きちんと読んだのは初めてだったけど、いろいろな意味で問題作だった。手塚作品のなかでもこれは、個々のキャラクターの性格が、ついていきにくい部分が多々あった。こういうのも、描きたかったんだろうなぁ。美智夫は、ちょっとかわいそう。。。2012/03/20