内容説明
「俺たちの仕事をやりにくくしてくれて、どうもありがとう」。交通事故被害者の立場から自動車保険や査定システムの問題点を告発するジャーナリスト・柳原氏に届いた一通の手紙。それは、損保会社や運送会社で交通事故の損害調査、示談交渉を長年手がける浦野氏との出会いの始まりだった。治療費打ち切り、交通事故偽装、尾行、談合、葬式列席マニュアル……弁護士さえ知らない示談交渉の生々しいやりとりと、査定現場の驚くべき実態が明らかにされ、損保業界や交通行政の問題点が浮かび上がる、衝撃のルポルタージュ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
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「俺たちの職場ではクレームが来たからって、めったに上司に怒られたりはしませんでした。クレームの来ないヤツはダメ、クレームが来て一人前。そういうのが来れば来るほどいい調査員っていう評価があったような気がします」……交通事故の加害者側示談交渉人の告白録。被害者側に喜ばれるということは、保険金を支払い過ぎているということでもある。だから蛇蝎の如く嫌われてナンボの世界。経済性を考えればそうなるのは分かるけど、なんか精神を病んでしまいそう…。とにかく事故は起こさんことだね。”日高の遺書”を全ドライバーが必読すべし。2018/06/07
月に叫ぶ猫
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「自動車保険の落とし穴」では主に被保険者の視点からかかれたものだが、こちらは支払う保険会社側からの目線で自動車保険のことが描かれていて、両方読めば両方の立場がうかがい知れてバランスがいい知識が得られると思う。 知り合いの損保のセールスマンを死者に鞭打つろくでなしのような目線で見てしまっていたが、これを読んで示談交渉人の方は本当に常人では耐えられぬようなお仕事をしているのだとちょっと見方が変わりました。
つゆこ
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交通事故の保険金の示談交渉人の実話。 裏ファイルは大袈裟かなぁ😓 そこまでびっくりするような話ではなかったけれど、一度読んでもいいかなってとこです。 大変な仕事だなぁというのが感想かな。楽な仕事なんかありませんけどね。2019/04/24




