飴売り 具學永（ク・ハギョン）―関東大震災で虐殺された一朝鮮人青年の物語

キム ジョンス【文】/ハン ジヨン【絵】/山下 俊雄/鍬野 保雄/稲垣 優美子【訳】

展望社（文京区）（2022/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 112p／高さ 19cm
• 商品コード 9784885464164
• NDC分類 210.69
• Cコード C0097

内容説明

戒厳令のもと、自警団の日本人によって数千人の朝鮮人が虐殺されたが、唯一人名前・年齢がわかっており、墓もある青年とは…。

著者等紹介

キムジョンス［キムジョンス］
記憶と平和のための１９２３歴史館館長。１９２３韓日在日市民連帯常任代表。韓国キリスト教長老会教会。教会と社会委員会。１９２３関東虐殺真相究明委員会委員長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[kenitirokikuti]

図書館にて。関東大震災における朝鮮人虐殺というトピックをちょっと追っている。今年2023年は震災から100年である▲韓国の運動圏的な感覚でいうところの、「歪曲のない、真実の物語」であろう。埼玉県の寺に菊次郎と有志らが建てた具学永という青年の墓がある。具の検死記録はある？　しかし、盲目の按摩師菊次郎と具学永とが水平社の集会で出会ったというのは事実なのだろうか。牧師が書いた話なので、殉教伝にされてるのだと思うが。

2023/01/28

[コウみん]

関東大震災の時、あるデマにより多くの朝鮮人が殺された。 その中で唯一、名前が知らせているのがク・ハギョンさん。普通な飴売りの彼がどうして殺されなければならなかったのか。 悲しい真実について日韓の作家たちが教える。

2025/06/29