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内容説明
212X年、サイボーグを重視する思想に傾くNYでの生活に疲れた人間のデュナンは、機械文明を嫌う「人間農場」に身を寄せる。一方、恋人でサイボーグのブリアレオスは、デュナンを探して単身人間農場に乗り込もうと試みる。だが、NY市長の双角はサイボーグへの偏愛を一層顕著にし、人間農場のジョニーもNYに対抗すべく暗躍を図る。軋轢が増す二者のもとに、ついに「宇宙人」オリュンポスが姿を現し――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
18
黒田硫黄の太く黒い線は、『アップルシード』の世界観の対極にある。しかし、人間もサイボーグも平等に太く黒い線で描かれることで、逆に読者は、ブリアレオスがサイボーグであることを強く意識させられる。人間と機械の境界を曖昧にするがゆえに、その差異を強烈に感じさせ、さらには、そんな差異を超えた先のデュナンとブリアレオスの愛情に私達は胸打たれるのだ。これぞ、コラボでしか味わえない興奮と発見。2016/03/14
akihiko810/アカウント移行中
10
全2巻。核戦争後の世界で、元SWATのデュナンと恋人のサイボーグ・ブリアレオス。士郎正宗の世界を黒田硫黄が漫画化。 「アップルシード」は読んでないので、これが続編なのかはたまた世界観が同じなだけの作品なのかわからなかった。そしてハードSFなのでよくわからなかったのが残念。硫黄ファンとしては、完全オリジナルの新作が読みたいものだが、病気なのか沈黙したままなので復帰してほしい2021/01/23
G
8
ブリとデュナン。士郎正宗の世界を黒田硫黄が描くという物凄いコラボ!黒田硫黄の独特な黒い画とテンポ、それにストーリー展開と、士郎正宗の魅力的なキャラクター設定。2人の異能が渾然一体となり、巨大な化学反応を起こしている。密度の濃い物語だけに、2巻で終わるのも丁度よかった。ただ市長太り過ぎ! ラストに大爆笑!2016/03/15
sibasiba
6
完結。大団円。兄がどうこういう会話があったから予想はしてたがラストページのセリフは良かったな。しかし市長最高だよ市長。ネクタイ結んでもらうとこなんて萌えたよ。ジョーと サカモトのコンビも良かった。村での夜のシーンが版画家よって感じで黒くて好き。2017/04/20
とんび
3
士郎正宗の漫画は事象は描いてあるけど、物語が描いてある感が薄い。本作は、ちゃんと物語を読んだ満足感がある。 しかし、このコラボ考えたの誰なんだろうか。士郎さんが聞き返したのも無理ない。2017/06/15
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