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内容説明
甲斐の武田信玄をして「わが両眼の如し」と言わしめ、次代の勝頼に側近として仕えた真田昌幸――。少年時代を人質として過ごした昌幸は、「真田一族は誰からも自由でなければならぬ」と強く願うようになる。主家滅亡後は、旧武田領を狙う「上杉・北条・徳川」三つ巴の強国を手玉にとって、独立独歩の道を歩んでいく。そして上田の土地を死守し、小豪族から念願の大名へと飛躍を遂げるのだった。そんな昌幸の「小が大を打ち負かす」痛快ぶりは、天下人の秀吉から「表裏比興の者」(不埒者)、家康から「稀代の横着者」と非難されたが、それは真田一族の生き残りをかけて、昌幸が大々名の身勝手さに対抗したものである。家康の天下取りとなる関ヶ原合戦では、決戦場へと向かう秀忠軍3万8千を相手に引けを取らず、信州上田の地に翻弄して、その武名を天下に轟かせた。「神算鬼謀」「機略縦横」をもって生涯、強敵に挑み続けた戦国屈指の智将を描いた力作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あい
1
昌幸の本で、武田時代がこんなに書かれてるのってあんま見かけなかったような……? 気のせいかな? 武田滅亡までで三分の二あった。上田合戦がさらっとしか書かれてなかったのがちょっと残念……2018/08/21
ぱぐびぃ
1
小説としてはリズムが悪く読み難い。痛快に読みたいサビの部分が貧弱で、武田の盛衰の方にページを取られてそこは冗長過ぎる気がした。真田周辺についてこれまで読んでこなかった部分が書かれているという面では興味深い点もあった。2011/09/16
Ryuji
0
★★★★
いつかはビーエム
0
東北旅行中読破2009/11/08
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