帝都鳴動I

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帝都鳴動I

  • 著者名:三木原慧一【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 中央公論新社(2016/02発売)
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  • ポイント 400pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784125012049

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内容説明

20XX年、原子炉爆発に巻き込まれた自衛軍特殊部隊は時空を超え大正12年3月――関東大震災の半年前へタイムスリップする。事態を把握した隊員たちは元首相・高橋是清への直談判を突破口に政府首脳の信頼を獲得。震災の被害を軽減すべく、ラジオの普及、ブルドーザー開発の繰り上げ、家屋の耐震補強、警察・消防との図上演習等、技術面から法整備まで様々な対策に着手した。だが、極秘裏に進めていた活動を米政府が察知、調査のためハルゼー海軍中佐が来日する。さらに〈二銭銅貨〉を名乗る存在から「未来人の技術を解放せよ」との脅迫状が……。21世紀の知識と100年前のテクノロジーで大災害に立ち向かう男たちの闘いが始まる!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねんこさん

2
出版社のカテゴリーでは仮想戦記枠みたいだが、これは仮想戦記ではありません。実際ほとんど戦闘シーンは無く、関東大震災直前に飛ばされた現代(少し近未来)の自衛官が未来の知識とアイテムを駆使して防災計画を練るという物語。一応の敵としてテロリストなんかもいるにはいるけど。自衛隊が過去に飛ばされる系は「果たして自衛隊に人を殺すことが出来るのか/本物の戦争を戦い抜くことが出来るのか」という命題を扱ったものばかりだけど、現代の自衛隊の大きな仕事である災害救助とテロ対策を過去の時代でやるというプロットは斬新。2017/04/07

【セント】ral_island

2
近未来、自衛軍が事故に巻き込まれ、目を覚ましたらタイムスリップしていた。飛んだ先は1923年3月。関東大震災を半年後に控えた日本だった。主人公たちは一緒に飛ばされてきた機材や未来の知識を活かし、震災の被害を最小限に抑えるべく先回りで奔走していく。起伏に富んだ冒険活劇……というよりは、筆者コメントにもあるように、非常に濃厚なプロジェクトXを観ているようだった。面白いけど少し疲れた。2016/02/21

Meistersinger

2
タイムスリップした自衛軍特殊部隊員たちが2ヶ月で関東大震災の大幅減災に取り組む「超無理ゲー防災仮想戦記」。地震だけでなく複数のテロリスト集団とも闘う展開が面白い。2016/02/08

YS-56

1
右も左も分からない中で成すべきことを成す。歴史は彼らの強い意志にどのような反応を見せるのでしょうね。2016/01/23

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