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内容説明
日本企業は、社員のモチベーション、潜在能力が高いのに、なぜ「面白い」ビジネスが生まれにくいのか。シリコンバレーで30年近く、革新的なビジネスモデル、イノベーションの誕生を目にした著者が、画期的なアイデアが活かせない日本企業、日本社会の文化・制度の落とし穴を具体的に指摘し、どうすれば再び活力を取り戻せるのかを提言。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろび
9
スタンフォード大学卒で、少し日系企業に勤めたあと、シリコンバレーでSRI→一部組織独立拡大→縮小→売却→起業→日本企業のコンサルタントと多様なフェーズの企業で勤めた筆者が日本企業に足りないことを語る。日本の企業や人材は一生懸命働いてるのだけど枠にとらえられた頑張り方をしている。初めからグローバルを目指すことが大事という主張が印象に残った。技術系とビジネス系の人材が交流を深める仕掛けをつくることも大事という点も納得。2023/08/11
くりりんワイン漬け
4
先ず大きな会社に勤めているかたで、P40に記載のある日本におけるイノベーションの問題で取締役の方々や管理機能がP.41で紹介されている革新的なビジネスが生まれない2つの理由の原因と感じ、それをストレスと感じるのであれば、新しい場所で働くことをおすすめしたい。
さいごーどん
2
日経xxというと、細かくいえば突っ込み処がある場合もあるが、総じてまとまりの良さが売りだと思う。本書は企業におけるイノベーションと、それに対する日本企業の現状(の問題点)を書いた本だが、まとまりは良い。ところどころちりばめられている「だから日本企業はイマイチ」の例はやや月並みだが、あちこちで語り尽くされている感があるのでやむを得ないかもしれない。むしろ企業におけるイノベーションという点での記述の方こそ読むに値する内容かと思う。日経らしくまとまりの良い本だとおもう。2016/03/02
よねも
0
シリコンバレーでずっと仕事をしていた著者が、ベンチャービジネスに関する案件で、日本企業のできてない事や実際のアメリカの企業で起きたことを紹介しているような内容。イノベーションに関して、技術イノベーションとビジネスイノベーションの2種類を分けて、どうあるべきかを紹介した内容は興味深いものでした。大切なのは部門間のコミュニケーションという主張は納得。ただ、グローバル展開ありきをメイン路線とすべきという主張とベンチャーへの期待を併せて書かれているのは矛盾ありとも感じた。2017/04/08
Yoko Taguchi
0
私が感じることをそのまま書いていた。共感する本。2016/04/02