内容説明
気象環境研究所のエミリーは、生物全てが突然死したシルクロードの村を調査するため赤い国に入国し消息を断った。彼女は収容所で性奴隷となっていた。時宗(ときむね)首相は親戚にあたるエミリーの救出を仙石文蔵(せんごくぶんぞう)ら超人四人組に依頼する。地獄から奇跡的に救出されたエミリーは強い正義感から今度は森林破壊調査のため南米アマゾンへ向かう。そこでは大国のエゴが絡む恐るべき実験が進んでいた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つきのわ
2
寿行の妄想が冴えわたる鯱シリーズ4作目。舞台はアマゾン。ジャングルにブラボーに何代もの間、飼育されたスペイン人の末裔達がいた。発見後アマゾネスと呼ばれる白痴の白人美女達の過去に思念で辿りつき、巨木のカスタニアとも思念で交流する千石文蔵は、やがて未知の人類、緑人間との接触に成功する。決して厚い本ではないのに、このスケールは凄い。2017/10/16
ma-no
1
週刊誌連載であり、もっとも多忙な時期の作品であったことから、展開の迷走、内容の重複も目立ちますが、それでも圧倒的におもしろい。鉈で断つようなすさまじいエロスとバイオレンスから、人間の愚かさと悲しさが伝わってきます。2016/02/07
おなか@
0
えれえ昔に読んだのの再読 荒唐無稽な面白みがあるけども、全体に地球の緑がなくなることの危機感が印象的 温室効果ガスの問題はイスラムの国も含めて議論しなきゃならんのに、十字軍はないよね^^;2016/04/14
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