内容説明
貧しいウエイトレスのケリーは、仕事先のカフェで彼と出会った。ライアンはリゾート開発会社の経営者で、優しくてハンサム。二人は瞬く間に激しい恋に落ち、2カ月後には婚約した。だがケリーは、ある事件を境に幸せの絶頂から奈落へと落とされる。なんと、ライアンの弟に襲われそうになったのだ。あわやというところを逃げ出しフィアンセの腕に飛びこんだ彼女を、彼は信じるどころか弟をレイプ犯呼ばわりしたと激怒した。そして婚約破棄を言い渡すと、手切れ金だと小切手を投げつけたのだ!半年後、ケリーは遠く離れた町のさびれた食堂で働いていた。身重の体を引きずって昼夜働く彼女の前に、ライアンが再び現れ――。
■人気作家マヤ・バンクスの4部作〈誘惑された花嫁〉の2話目です。愛と情熱に満ちた幸せな日々から一転、絶望へ。ページを繰る手が止まらなくなること請け合いのドラマティックな展開は、これぞロマンス小説、これぞハーレクイン・ディザイアの世界です!
*本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すっちゃん
7
⭐️⭐️⭐️ ヒーローに信じてもらえず、捨てられてからのお話。入りは面白かったが、読み進むにつれて、ヒーロー/ヒロインの心情、周りの環境について行けずドン引き。2017/08/06
akiyuki_1717
3
再読。マヤさんは突飛なストーリーが得意ですが、何度読んでもこれは犯罪です。ヒーローは母親と絶縁したけれど、この年まで母親の異常ぶりに気付かなかったということは、これまで付き合ってきた女性にも同様のことをしてたかもしれないよね。けど、身内は絶対正しいと考え、婚約したヒロインが裏切ったと、全く信用できない思い込みの激しいヒーローも母親に近いものがあるのかも…と思ってしまった。2016/02/26
ハチ
2
母親と弟のやったことって犯罪でしょ。よく平気でヒロインの前に出てこれるわ。 ヒロインが最後に爆発した時はスッキリした。 2016/02/04