内容説明
インターネット技術を学ぶ上で情報セキュリティを正しく理解することは不可欠ですが、ITにおけるネットワークの重要性が増し利用方法が多岐になるにつれて、技術者なら誰もが知っているべきセキュリティ技術の範囲はどんどん広がっています。
本書は、日々更新されていくネットワークセキュリティ技術にキャッチアップしていくために必要となる基礎を体系的に網羅した「マスタリングTCP/IPシリーズ」の一冊です。基本的な暗号技術、それらのセキュリティプロトコルへの応用、認証技術、Webアプリケーションへの多様化する攻撃手法の理解と対策などを扱っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Motomi Kojima
5
明日の情報セキュリティスペシャリスト試験の一夜漬け対策のため購入。知識の整理には役立った。秋の試験は真面目に受かりたいので、二周繰り返し、苦手な部分は掘り下げたい。2015/04/18
BIN
3
今年は難しいかもしれないけど、そのうち受験するかもしれない「情報処理安全確保支援士試験」の勉強のために購入。暗号、認証、PKIなどネットワークやってれば聞いたことがあるところを少し詳しめに書かれてます。最初の1冊目としてはいいと思う。受験することに決まったら、再読かな。2020/04/15
ななこ
1
さらっと流し読み。内容は完全にセキュリティだけど、「マスタリングTCP/IP」のシリーズに入ってるおかげでネットワークの勉強の延長ですんなりとセキュリティ分野への入門を果たすことができた。 全くの初心者が読んでもいいかもしれないけど、暗号化などセキュリティの技術についてふわっと存在だけでも知っていれば、よりつまずきが少なくなって理解が深まると思う! 項目も必要十分な量で知りたかったことが知れる。また読みます。2023/09/13
トトス
1
8時間ぐらいで読めた。昨今セキュリティ分野について知識を求められるようになってきたので、勉強がてらに読みました。情報処理でもセキュリティ分野はよく問われるようになっています。保守作業でNetScreenを触った時に、設定でTrustゾーンとUnTrustゾーンとあり何だと思っていたので、この本でFireWall周りの用語が解説されていたので大変勉強になりました。イントラネット側とインターネット側のことです。手元に残して何度も読みたい本。セキュリティスペシャリストを受けることがあったら、再読すると思います。2015/02/04
lala
1
情報処理のセキュリティースペシャリストの勉強で読みました。これはちょっと難易度高いです(暗号化の辺り)。ですが著者の斎藤さんは、以前情報処理推進機構に関わっていたらしく、試験の範囲に沿った内容になっているように感じました。セキュリティースペシャリストは無事合格。