幻冬舎新書<br> 真田幸村と十勇士 猿飛佐助/霧隠才蔵/三好清海入道/三好為三入道/由利鎌之助/穴山小助/海野六郎/望月六郎/筧十蔵/根津甚八

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幻冬舎新書
真田幸村と十勇士 猿飛佐助/霧隠才蔵/三好清海入道/三好為三入道/由利鎌之助/穴山小助/海野六郎/望月六郎/筧十蔵/根津甚八

  • 著者名:山村竜也【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 幻冬舎(2016/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344984110

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内容説明

天才的な軍略家でありながら、大坂の陣で散った真田幸村(信繁)。その神出鬼没な戦いぶりと散り際の見事さから、幸村は没後すぐに、江戸庶民の間で人気を博した。その魅力は、軍記物語という形で語り継がれ、後に「真田十勇士」という“架空のヒーロー”の誕生に結実する。幸村という戦国武将はなぜ、これほどまでに日本人に愛されるのか。その智謀と流転に満ちた人生を紐解きながら、猿飛佐助、霧隠才蔵ら十勇士の活躍とその誕生秘話を列伝形式で書き下ろす、画期的な書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺

89
本書が他の真田本と違うのは、架空の存在である真田十勇士について書かれている所。とは言うものの、半分は普通の幸村伝であり、十勇士については3章のみ(半分近くのページ数はあるが)。十勇士の大半は江戸時代の『難波戦記』『真田三代記』に登場しており、猿飛佐助と霧隠才蔵は大正の「立川文庫」で生まれた。これらの創作を引用しながら彼等を列伝で紹介。立川文庫のほとんどは現在読む事ができない為、それだけでも貴重である。立川文庫はキャラクターの書き分けは出来ておらず皆似た「豪傑」であるが、三好清海入道の死に様は物凄い。2016/04/19

ポチ

53
真田幸村(信繁)の生涯が書かれている前半は分かりやすく、知らない人には参考になると思います。後半の十勇士は立川文庫などから抜粋し、それぞれの人物像をどちらかというと淡々と解説しています。十勇士ってどんな人達なのか知るには良いと思います。大坂の陣での事も書いてありますが、あっさりしているので活躍している所を読みたいのなら専門の本を読むしかないかな。2016/10/25

金吾

25
前半は幸村の人生、後半は立川文庫抜粋で真田十勇士を紹介しています。前半は目新しい部分はないながらも上手くまとまっているなあと思いました。後半は本によって違う設定になっていたり、十勇士の変遷がわかり面白かったです。2024/08/01

ようはん

21
真田丸を視聴していた頃に集めていた真田関連本の一つで再読。真田十勇士の設定が完成したのは大正時代の立川文庫であるが十勇士の設定は立川文庫の中でも結構変化が激しい。2022/10/05

布遊

15
NHK大河ドラマを楽しみ見ていたから、借りてきました。歴史書はあまり読んだことなかったので、面白く読めるか自信ありませんでしたが、面白かった。半分は幸村のこと、残りの半分は真田十勇士のこと。幸村の人柄には、惹かれる。『柔和で、忍耐強い。口数が少なく、腹を立てることはなかった』と書かれています。親子・兄弟の関係も良いですね。先日TVのニュースで、大阪城の堀の跡が出てきたと報道されていましたが、『家康の謀略で、大阪城の堀が埋められた』と書かれている場面があり、タイムリーでした。この本をきっかけに、歴史書も読ん2016/02/21

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