内容説明
「極上の快楽を教えてさしあげます―義姉上」決められた婚姻のため砂漠の地を訪れたフローラ姫。魅力あふれる異国の地で、黒髪の美しい王子・アルシードから花嫁としての教育を受けることに。彼は初恋の人…そして将来の義弟だった。「あなたには、性的な指導も必要ですね」昼夜問わず仕掛けられる、執拗で濃密な愛撫。腕の中で与えられる、偽りの告白と燃えるような視線。諦めた彼への想いを告げるわけにはいかないのに…。そんななか、婚約者の帰国を知らされて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
6
あんまり色気のない話だったかなぁ…2017/07/04
六花
4
ヒロインはイイ子だしヒーローは意地悪に見えて一途な人でお話もちゃんとしてるのに、これといった決め手に欠けるというか、スルスルーっと読み終えてしまえて心に残るものがないというか…(-_-;)。ヒロインの婚約者はヒーローの兄だけど本当に好きなのはヒーローで、兄が外国に行っている間に結構堂々とイチャコラしてた。なのに周りに一切バレてないというのは無理がある気がするなぁ。2015/10/27
絵美
1
なんだか全体的に薄い印象。宰相も後宮の女性陣も皆いい人で、悪役ポジションがいなかった=スパイスが足りなかったのかな。むしろ、一番意地悪なのはヒーローだよね。何も知らされずに色々ヤられちゃったヒロインの精神的負担がすごそう。2017/08/01
十六夜
0
姉の代わりに砂漠の国に嫁ぐことになったヒロイン。もともとその国に興味津々だったので嫁ぐけど、相手は思いを寄せているひとの兄で~という感じ。まぁ最後は普通に結ばれますが。というかヒーローがそうなるように裏でいろいろ頑張っていた感じ。ヒーローにとっては予定調和だからいいけどヒロインはそのせいでいろいろ悩んだりと多少気の毒。結ばれるからいいけどね。