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内容説明
『戦争と平和』と並ぶ文豪トルストイの代表作!!高級官僚の貞淑な妻として、何不自由のない暮らしを送っていたアンナ。しかし、青年将校ヴロンスキーと出会い、その激しい情熱に強く惹かれていく。ひとり息子への愛に苛まれながらも、「真実の愛」を求めて、破滅的な恋におちていくアンナ。その先に待ち受ける運命を知る由もなく…!! 家庭とは何か、結婚とは何かを問う、一大恋愛叙事詩を漫画化!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
9
あらすじはおおまかにはこの通り、らしいが何とも奥様向けの昼メロドラマというか、絵柄から何から何までおばちゃん臭がするのはどうしても否めない。読み捨てレディースコミックみたいな世界観というかその原型か。主人公のアンナ・カレーニナも物凄く困った人なのは確かなのだが長大な原作で細密に描写されているはずのものをカリカチュアしたような印象がある。意外とコミカライズ担当者による当たり外れが激しいシリーズのようでカラマーゾフの兄弟なんかはかなり秀逸なイメージだったが、本書はあくまで話を抑えるためのものという読後感である2017/08/15
yk
3
アンナは罪深いね〜。めちゃめちゃ悪女に描かれてます。真実の愛を求めるとありますが真実の愛を求めてるようには見えませんでした。2019/02/04
hr
3
外国の文学を読むと、人間どこでもよく似たことで悲しんだり苦しんだりしていることを確認できる。ま、これはマンガでダイジェストだけど。原作には、アンナの気持ちの細やかな描写がもっと豊かに書かれているのだろう。2017/10/30
die_Stimme
2
とりあえずあらすじは分かった。気になったのは、ヴロンスキーの行く末、アレクセイの宗教観(信心深いようす)、アンナの宗教観(旧来の枠に留まらない)、など。2021/05/08
しかさん
2
愛で人は狂っちまうんだなあ。2016/10/02