一生使える見やすい資料のデザイン入門

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¥1,980
  • 電子書籍

一生使える見やすい資料のデザイン入門

  • 著者名:森重湧太
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • インプレス(2016/01発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784844339632

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。WEBで大人気の資料デザイン入門がついに書籍化!
仕事で即役立つデザインのコツ満載!

◎見やすい資料はこんな資料
■1スライド=1メッセージ
■視覚情報を活用している
■箇条書きに頼りすぎない
■無駄な要素がない
■情報が凝縮されている

人にわかりやすく伝えるには、「見やすさ」が重要です。文字、図、表などの使い方にほんの少し気を配り、見やすさを意識するだけで、資料の仕上がりはぐっと見違えてきます。

本書では、Webのスライド共有サービス「SlideShare」での累計閲覧数220万超えの人気スライド「見やすいプレゼン資料の作り方」をベースに、「これさえ覚えておけばOK!」という実務で役立つ最低限のデザインのポイントを厳選。ビフォー→アフターの大きな作例と共に簡潔に解説。作例はビジネスでの使用頻度が高い、パワーポイントのスライド資料を使用。直感的にポイントを理解できる構成なので、デザインを学んだことのない人、センスに自信のない人でも、すぐに習得することができる作りです。

ごく当たり前だけどわかりやすさを左右する「書体」「行間」「色」などの基本から、「図形」や「グラフ」などのちょっとした見せ方のコツまで、「これをやれば、人に伝わりやすくなる!」というポイントをまとめています。

巻末には印象のよいタイトルデザインやA4一枚の資料、ポスター、POPなど、さまざまな資料のよくあるシーン別資料集も掲載。

今まで誰も教えてくれなかった、見やすい資料作りの「ちょっとしたコツ」が満載です。

目次

表紙
見やすい資料の10箇条
はじめに
目次
LESSON 1 伝わる資料とはどういうものか
001 伝わる資料は文字を「読ませない」
002 「文字数」「図」「写真」がキーポイント
003 やってはいけない! 確実にダメ出しされるNG資料
004 情報が「短時間」で「取り出せる」=わかりやすい
005 1 スライド= 1 メッセージ
006 情報は凝縮する
007 「体言止め」でとにかく短く、強く
008 「それ、本当に必要? 」 無駄な要素を極力省く
009 STOP ! 箇条書き。箇条書き頼りは卒業しよう
コラム 資料作成の正しいフロー
LESSON 2 資料が見やすくなるデザインの基本
010 伝わる資料の文字は「シンプル」が基本原則
011 スライドのフォントは視認性が高いメイリオが最適
012 欧文フォントを使うだけで美しく見える
013 和文はメイリオ、欧文はSegoe UIを使うと覚えよう
014 フォントを使い分けて効果的な資料を作ろう①
015 フォントを使い分けて効果的な資料を作ろう②
016 紙資料など読ませる資料は「明朝体」を使おう
コラム ゴシックは「見る文字」 明朝は「読む文字」と覚えよう
コラム 文字に関する素朴な疑問Q&A
017 行間は適度に広げてゆとりをもたせる
018 改行は「言葉のかたまり」と「長さ」がポイント
019 文字間は狭すぎても広すぎてもダメ!
020 情報は「探しやすく」「導く」ように配置する
021 「これ、意図通り?」 誤解を招く置き方に注意!
022 配置を決める4つの基本事項をマスターしよう
023 見えない線を意識してとにかく揃えよう
コラム グリッド線と垂直・水平コピーのやり方
コラム さらに見栄えを良くする整列のやり方
024 情報は同じグループごとにまとめよう
025 余白を作って「すっきりスライド」を目指そう
026 「縦配置」と「横配置」を使い分ける
027 色をきれいにまとめる3 原則
028 ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3つを決める
コラム よく使う色の設定は登録しておこう
029 大切なのは配色だけじゃない! 色の割合のルールで印象アップ
030 文字が見やすい色の組み合わせを覚えよう
031 スライド資料ではほんの少しくすませる
032 色のイメージを使えば資料を効果的に演出できる
033 スライドごとにキーワードを見つけて強調しよう
034 基本は「太字」 長文のみ「下線」で強調
035 数字は大きく! 単位は小さく!
036 箇条書きは記号を使わずスマートに表現する
037 小見出しはできるだけ増やさない
038 オブジェクトの枠線は太くしない
コラム 意味のない文字の変形や文字間変更は避けよう
LESSON3 スライド全体のデザインを決めよう
039 ベースデザインを作ればラクラク
040 スライドサイズは「4:3」を選ぶ
041 全体のデザイン作りには「スライドマスター」を使う
042 配色とフォントは事前に設定しておこう
043 シンプルな帯付きの見出しデザインを作る
044 インデントを調整して見出しにゆとりを作ろう
045 スライド番号は見やすい位置に
046 箇条書きスペースを広げて見やすくする
047 シンプルなタイトルスライドを作ろう
コラム PowerPointに元々あるテンプレートは使えるの?
LESSON4 資料の見栄えが良くなる!表現のテクニック
048 「おいおい大丈夫か?」というくらい極端に大きくする
049 まずは作図の基本パターンを知る
050 「四角形」に文字を入れて認識させる
051 囲みは写真や図の「ピンポイント説明」で使う
052 箇条書きの番号は「円」を自作する
053 矢印は複数使わず1 つで見せる
054 注釈には「正方形/長方形」の吹き出しを使う
055 「ユーザーの声」は「角丸四角形」の吹き出しで演出す
056 フローチャートで流れをビジュアル化する
057 写真は余白を作らずとにかく大きく!
コラム スライドいっぱいに拡大して文字を載せるとスタイリッシュ!
コラム トリミングの方法
コラム 角丸四角形の丸みをコントロールしよう
058 アクセントカラーで一部分に焦点を当てる
059 「目次スライド」で現在位置を視覚的に示す
060 グラフは自分の意図を「見える化」する
061 円グラフは「カラフル」にしてはいけない
062 棒グラフの縦軸は不要! データラベルですっきり見せる
063 折れ線グラフは「ピンポイント吹き出し」を活用する
064 「色」と「余白」の使い方で表をすっきり見せる!
コラム 円グラフはいったん全部同じ色にしてから色分けする
LESSON5 さまざまな資料に応用しよう シーン別実例集
065 プロジェクト提案のためのプレゼン用表紙スライド
066 提案するサービスの特長紹介
067 見やすくわかりやすい料金プラン表
068 自社の商品概要
069 売上推移グラフ
070 工期・スケジュール表
071 サービスやシステムの概念図
072 定型フォーマットのA4一枚文書
073 フリーフォーマットのA4一枚文書
074 イベント・セミナーの告知ポスター
075 ひと目でわかるPOP
索引
奥付・著者プロフィール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

42
いいですね、誰でもできる質の良い資料作成を、ビジュアルで見せる本。使いたいテクニック満載でした。以下メモ。視覚で伝えると1秒でわかる。1スライド、1メッセージ。体言止め。箇条書き頼りは卒業しよう。フォント、和文はメンリオ、欧文はSegoe UIを。余白を意識。色はベースカラー、メインカラー。アクセントカラーの3つ。薄い灰と濃い灰に、黒はややきつい。数字は大きく、単位は小さく。全体のデザイン作りはスライドマスターを使う。写真は大胆に大きく。グラフに縦軸ラベル不要、ピンポイントで説明。2023/03/25

ホッパー

41
良書。PowerPointなど、スライド資料をシンプルかつ綺麗に見せるテクニックがよく分かる。2021/04/14

29
見やすさは大事。ただ最近この手の本読みすぎて人のスライド見てても「こうすりゃいいのに」ってばっかり思って中身が入ってこない…。メイリオが明瞭から来てるの初めて知った。2023/04/14

stobe1904

29
プレゼン資料自体の作成(考えのまとめ方)ではなく、読みやすく、見やすくするためのデザインの基本をていねいに解説した良書。仕事では日常的にプレゼン資料を作っているが、見落としがちなこともあるので、折に触れて読み返すようにしたい。★★★★☆2017/02/05

ふ~@豆板醤

28
4!kindleULにて。普段パワポ資料作ることはほとんどないけど、参考になった。今までずっとデザインは二の次だと思ってたけど、内容の伝わりやすさを考えると案外大事だなと(笑)強調しつつ文字は絞り視覚的に捉えやすくする工夫。伝えたいことを厳選するのは意識しているけど、その見せ方を変える例がすごく分かりやすい本だった。2017/09/23

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