内容説明
本書はExcelを中心に、汎用的なソフトウェアを用いた社会調査データの基礎的な集計と簡単な分析を扱う。その際、社会調査そのものについての基本知識や社会調査データのデータ型についても随時解説する。「社会調査士」資格に必要な、単位認定科目【C科目】に対するテキストになるが、それ以外にも文系のためのデータ分析の入門書や統計の入門書としても利用できる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ゆう☆
65
統計データは知識を共有するためのツール。人に伝えるカタチにしたものが「データ」、それを計算したり、分析したりして「情報」にする。そしてそれらを自分が求めている問いに応じて解釈すると「知識」になる。人間の知識はほとんどこの「データ」から得ているそうだ。必ずしもデータは数値である必要はないが、データや情報が数値化されることで可視化できるメリットがある。前半は統計学の概念的な部分を数値なしで説明し、後半は実際に分析する際に使用するexcelの操作方法が述べられていた。実際にデータを扱うときに再度開きたい一冊。2015/04/26
がっち
2
統計なら他の本を読みましょう。2013/04/25