ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

  • ISBN:9784152095855

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内容説明

人工知能の研究で世界的な名声を博す科学者。彼が抱える重大な問題に巻き込まれたジャーナリストのミカエルは、異色の女性リスベットに連絡を取る。やがて二人は、巨大な悪の組織を相手に闘う! 世界20カ国でベストセラー第1位を記録! 今世紀最高のミステリ、待望の続篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

414
★★★☆☆ シリーズの4作目でありながら、完全に次作以降に続く終わり方だった。 壮大な物語だと思うし十分に面白いのだがやはりマンネリ感は拭えず。作者を変えてまで継続すべきだったのかは疑問が残るところ。 敵の黒幕についても女性というところから予想はついていたが、やはりリスベットの相手としては役不足。明らかにザラチェンコに比べると小物だしね… しかし、作者が変わったのを感じさせない筆致は素晴らしいと思う!2024/04/02

海猫

248
上巻はもどかしい面があったが、下巻は勢いがついて読めた。読み物としてはレベルの高いものであったと思う。にしても前の三部作の続編として考えるならどうしてもハードルが高くなってしまうというもの。印象として描写もキャラクターも掘り込みも若干、軽い。このへんラーゲンクランツ氏の作風があっさりしているともとれる。しかし、終盤の畳み込みで盛り上がれば納得の仕上がりであったのが、ちょっとスカされた気がしなくもない。あるいは5以降の前フリで、持ち越しにされたと見るべきか?まあ、次作も読んでみます。2018/01/18

hiro

159
上巻の感想では、リスベットの活躍もなく、さらに敵役はたくさん登場するが小物ばかりで残念だったと書いた。しかし、この下巻では、あのザラチェンコ以上?のリスベットの強大な敵が登場して、リスベットらしい活躍が見れて、面白く読むことができた。やはり、作者がスティーグ・ラーソンではないということで、少し違和感を感じるところがあれば、残念ながらラーソンだったらと思ってしまう。このミレニアム 4は、リスベットと彼女の新たな敵の顔合わせという感じで終わってしまったことで、われらのリスベットの次の活躍を期待してしまう。2016/06/03

修一郎

151
映像記憶能力に加えスーパーハッカーなリスベットなんだから情報取り放題で何でもできちゃうよな―と思っていたところなので,最新の暗号技術であるRSA暗号の素因数分解に挑むリスベットとアウグストという展開は大歓迎。方程式の意味は自分もわからなかったけど面白かった。リスベットと天才サヴァン少年アウグストとはいいコンビだ。少々詰め込み気味で最後の締めが駆け足になっちゃったのは仕方がない。2017年度に第5部が出るらしいので読むつもり。次,きっとカミラがからんでくるに違いない。2017/02/07

ポルコ

149
作者は変われど、ミカエルとリスベットのキャラクターは相変わらずで、強烈な正義感が素敵だ。2016/01/10

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