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内容説明
ブラック企業を"社員が辞めない変な会社"に変えた社長の奮闘記――サイボウズをどんな組織にしたいのか。答えは決まった。多様性だ。このミッションに共感して集まった1人1人が自分らしくあること。そのために人事制度が足りないなら増やす。100人いれば100通りの、1000人になれば1000通りの人事制度を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
68
「自分がどのように働きたいのか、そこから何を得たいのか、自問自答し、答えを見つけ出し、言葉に表現し、周囲の心を動かしていかなければならない」(P94より引用)。この言葉にほぼ近いことを先輩から聞いたことがある。はじめてWordCamp Kansaiの実行委員をやっていたときだ。あまりの偶然に目からウロコが落ちた。だからサイボウズさんはイベントスポンサーを引き受けてくれたのか?w2016/12/10
アベシ
31
サイボーズ社長青野氏とサイボーズの成長物語である。チームワークを測る4つの要素「効果」「効率」「満足」「学習」、つまり会社と個人に対してフィフティ・フィフティであることか。また、「多様性」を突き詰めて考えると「公明正大」と「自立」により成り立っている。社内で「事実」と「解釈」を分けて議論するが、サイボウズ式問題解決メソッドは理想と現実の間にある問題に対して原因となった行動と課題となる行動を考える。チームメンバーには「説明責任」と「質問責任」があり、同じように重要。会社でも利用しているが使われていない。2022/02/11
Thinking_sketch_book
28
★★★★★ 日本版HARD THING 工夫しながら経営しているのが面白い。時系列なので読みやすい。多様性を大事に気づき会社を改善していくのが面白い。読んでいるとサイボウズの製品を使ってみたいし、会社自体にも興味がわく。学ぶところも多いのでチームワーク、働き方に興味がある人に是非オススメしたい。2016/11/02
べっち
20
5.0サブタイトルの通り、会社の成り立ちの経緯が書かれていますが内容はもっと濃いです。物事はこのように考えるのかと思うとこもあり一種のスキルアップ本にもなっています。青野社長は非常に論理的かつ柔軟な思考を持っている方。皆ができるだけ納得できるよう一番ベターなこたえがでるよう必死に試行錯誤を繰り返しされている。面白い社長!面白い会社!だと思いました。サイボウズカンファレンスも動画で見ましたが興味深い内容で考えさせられました。2015/12/26
コニコ@共楽
16
サイボウズのことは、だいぶ前から気になっていました。副題『サイボウズがどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか』から、具体的にどんな会社か知りたくなり手に取りました。驚くべきことは、2010年から「在宅勤務制度」を始めていることです。新しい職場環境作りや多様性に対応した人事制度の理想も掲げられて、その先見性にも引き込まれました。100%の実効性があるかはわかりませんが、多様な価値観を持ちながらも「共通のビジョンを持って役割分担していく」組織は強いのだろうなぁ、と思わせる本でした。2021/02/14
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