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内容説明
高橋葉介氏の代表作「夢幻紳士」。昭和初期の日本を舞台に、さまざまなシチュエーションに登場する黒衣の探偵「夢幻魔実也」。90年代に『眠れぬ夜の奇妙な話』(現『ネムキ』)に連載されたシリーズの上巻。下巻は11月に発売。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
50
再読、以前はどの媒体で読んだのだっけかな。文庫版ではなく、大きい版で読むのが正解のようだ。外伝では作者後書きにもあるように、夢幻魔実也氏の日常がチラホラ。下宿していたり、意外と(?)幅広い交遊が描かれていたり。それでもダークなテイストは変わらない。人でなしっぷりも変わらないw『人でなし』『夜の劇場』あたりが好きかな。『鴉』の太宰似の先生の顔が何故か印象深かったりもするのだが。溝呂木博士など、わりと手強い(しつこい)敵対者が登場する話が多いが、人でなしの探偵さんは飄々とかわして夜を抜けてゆく。2022/09/13
ミーナ
21
「夢幻紳士に似ている」という触れ込みで小説を読み始めたら、どうにも本家の夢幻紳士を読めたくなり100円レンタルで- 昭和初期という時代ならではのエログロ。火向子と水向子の「人でなし」、岡本綺堂原作の「白髪の女」が好み。引き続きⅡへ2017/09/17
チェシャ猫
10
昔持ってた本を電子書籍で購入。いいですね。独特の雰囲気と夢幻魔実也の色っぽさ。かっこいい限りです。溝呂木博士お久しぶりww2013/12/01
kei-zu
8
読み返すのは何度目だろう。夢幻くんの台詞回しが大好きで、こっそり声に出して読んでみるのは内緒です。2021/02/08
Gin&Tonic
7
レトロ怪奇好きのバイブルですね。主人公が、ミステリアスな魔性の美青年ってところも最高。2015/04/28