- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(スポーツ/アウトドア)
内容説明
世界最先端のアルパインクライミングについて、海外のジャーナリストからも注目されているクライマー横山勝丘が、現代のアルパインクライミングについて語る。
「この壁を見て登らないのは、クライマーとしてどうなんだ?」
舞台はアラスカ、ヒマラヤ、パタゴニア、そして日本。
本書はアルパインクライミングという(異界)への招待状である。
現代のトップ・クライマーたちは、登攀の価値をどこに求めているのか。
それは「酸素や固定ロープなどの補助手段を得ることなく」
「自分たちの力だけで山とフェアに向き合い」
「未だ誰も成し遂げたことのない」
「より困難で美しいラインから頂上をめざす」
といった登攀スタイルを尊重した登り方であり、オリジナリティのあるラインの発見と実践である。
現在、世界のトップレベルに位置するクライマーたちは、独自の眼力で対象となる山岳、ルートを探し出し、少人数の限られた予算のなかで夢を追い求めている。
本書は、世界の山々で活躍する日本人トップ・クライマーのひとり、横山勝丘が、自分の深い登攀経験のなかからアルパインクライミングについて語り尽くした1冊。
アルパインクライミングに求められる技術の質、体力と精神力、判断力、想像力などについて、横山さん自ら積み重ねてきた経験と思考に基づいて考察しつつ、多くの示唆に富んだ提言を発している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
レコバ
1
自然の岩壁を登ることに喜びを見出した人が書いた本。山頂を制する為に山登する人、スポーツとして人工の壁を登る人との違いが鮮明になった。将来、仮に未踏峰が無くなっても、無数の未踏ルートは残存するわけで冒険は終わらない。2019/05/25
kuribosu
1
アルパインクライミングはフリークライミングなんかとは違い、基本的には、山を登るのが目的で、いかに難しいルートを登るかの競技ではなく、山という自然を相手にした戦略を楽しむ遊び?なんだと思った。2016/09/13
富山 繁樹
0
ハウツー本にしたくないという著者の意向が存分に発揮されていて好感が持てる。脚注のポロっと足されるジョークが秀逸。生まれ変わったら(ないけど)クライマーになりたいなあと思わせてくれる好著。2023/08/12
R
0
「僕がこの連載を始めるにあたって留意した点は『熱気』である。一クライマーが何を考え、どのようにクライミングと向き合っているのか、それを書きたかった。…ハウツー(本)でもなければガイドでもない。」あとがきから。決して真似できないな、別世界だなと思いながらもその熱は十分に感じました。自分もパワーアップします。2021/07/06
志村真幸
0
著者は国内外でフリークライミングにとりくみつづけている人物。2011年にローガン南東壁初登攀に成功し、第19回ピオレドール賞を受賞した。 本書は、「岳人」連載のエッセイを一冊にまとめたもの。アルパインクライミングとは何か、遭難しかけた思い出、登山における競争や評価の問題、パタゴニア遠征、カンテガ北壁、デナリ、カラコルム遠征など、いろいろな話題が詰めこまれている。 文章がいい。温かみとユーモアがあり、気楽な調子で語りかけてくる。 2019/05/28




