内容説明
その省エネ、実は増エネかも。
40の誤解と1つのホント
気鋭の研究者が、実証データやシミュレーション結果をもとに一般ユーザーや住宅関係者が信じて疑わない“エコハウスの誤解”を正します。
2012年の初版発行後明らかになった新たな知見や2020年の「省エネ基準義務化」などの解説を加えた160ページ増の大幅改訂版です。
ユーザーにとってもプロにとっても「本当のエコハウス」をつくるために必読の1冊。
【主な内容】
プロローグ 省エネ基準義務化
第1章 人と気候
第2章 建物の外皮性能
第3章 冷房
第4章 夏への備え
第5章 吹き抜け・大開口
第6章 暖房
第7章 再生可能エネルギー
第8章 電気
※本書は、2012年6月発行の「エコハウスのウソ」の増補改訂版です
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりやまたけよし
24
内容はいたってまじめな本で、タイトルとちょっと異なる。大開口窓とか吹き抜けは熱効率がよくないとか、エアコンの熱効率が最高だとか。まあそれが快適かどうかは別な話。感じ方は人それぞれだからか。2019/10/23
umeko
10
少し古いが、それでも勉強になった。家、建て替えたい!2023/12/15
yoneyama
9
タイトルの挑発性はおいといて難しい話をわかりやすく述べている。とはいえ専門の指数や基準略号など数値データ豊富。人は汗で体温を下げられ暑さには強い珍しい動物、長距離歩いて獲物を追いかけるためマラソンができる説になるほど。乾湿計の湿球の目安21度は憶えた。蒸し暑い日本は、人類の汗かき調節術が使えないのだ。冷房に関する偏見もずいぶんあった。家を作るなら機密性こそ重要なのだな。ほかにも光、水、風に関する思い込み修正にネタ多し。家を建てるって、やっぱりそう簡単にはできないぞ。エアコンの高性能を見直す。 2024/02/15
ハパナ
6
表題からは結構ドギツイ内容のように見えますが、数字を用いたデータによってQ&A形式で淡々と紙面が進んで行きます。一般によく言われているエコハウスの間違いをデータと共に検証し、正しい方向にエコハウスしようぜという所でしょうか。 まず変温動物と恒温動物の違いから入って行ったのには驚きました。とにかく外皮断熱は基本有りきで、そこに間取りや空調方法、創エネの手段をどう組み合わせて行くか、というのが根底にある著者の主張です。 冬のエネルギーロスや熱対流による快適さのロスをどう解決するか。エコハウスは冬を旨とすべし。2016/04/10
takao
4
ふむ2020/11/25
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