内容説明
人知れず復活した魔王を倒したサトゥーは、公都オーユゴックに辿り着いた。闘技大会で湧く市内の観光を楽しむ一行の前に、「本物の」勇者ハヤト・マサキが現れる! 彼との邂逅はサトゥーの旅に何をもたらすのか……?
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『蜘蛛ですが、なにか?』(著:馬場翁)のお試し版が収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
14
さて今巻は冒頭からパーティーから先行してセーラの姉にして勇者ハヤトの従者であるリーングランデが、終盤には満を持して勇者ハヤトとそのパーティーメンバーが登場、魔王の側近である黄肌魔族と戦う訳ですが…、側で周辺整理だのクジラがどうだの言ってるサトゥーとの緊迫度に差がありすぎますね…w 他にもシガ王国の第三王子が感じ悪い人物であったりちょっと魔物以外にもきな臭い空気が漂い始めては居ましたが、それ以外は概ね平穏に過ぎていった巻だったか、と。そしてラストにサトゥーの元を訪れた人物は…、次巻も期待です。2016/10/04
ローリー
10
例によって異世界もの大好きな姉に借りました。出てくる主要女性登場人物が次から次へとサトゥーに好意を持つので、いっそ清清しいほどのハーレムものになってきました。仮面を着けて勇者もやっており、すでに魔王を倒してるので、真の勇者にランクアップしてるため、他の勇者や王子たちが雑魚キャラにみえて仕方ないです。これからどこまで続くのか分かりませんが、サトゥーが強すぎて白けないことを祈りたいです。普段の生活やお料理無双は面白いです。2018/08/30
sibasiba
7
久しぶりに続きを読むが異世界観光ものとして非常に楽しい。戦闘も勇者ハヤトが勘違いで無ければWeb版の二割増しにカッコよくなってる。その代わり王子も性格の悪さが増しているが。2016/12/02
マインドキャップ
6
読了!面白かった!ほのぼの冒険しつつ、ハーレム要因を増やしていくスタンスは良いですね!単純明快なんで読んでて疲れないのが凄くいい。次巻も楽しみです!2015/12/08
nineteen11
5
サトゥーの勇者の時の顔となるナナシ誕生。 公都で人脈を広げ、魔法書や巻物を大量ゲット。魔王戦から格段に戦力アップ。公都を襲う黄肌魔族に苦戦する勇者ハヤト一行に対し、クジラ肉に目が眩んだサトゥーはトヴケゼエーラを瞬殺。さらに黄肌魔族をタコ殴り。サトゥーのこの世界での規格外の強さが際立つ。 その後作中で絶賛だったクジラ肉料理だが、子供の頃給食で出たクジラの竜田揚げの食べ過ぎで気持ち悪くなったトラウマが・・・。2018/03/31