メフィスト ２０１５ ＶＯＬ．３

著者名：講談社文芸第三出版部【編】

講談社（2015/12発売）

• ISBN：9784062198455

内容説明

二作同時掲載！　西尾維新「人類最強のときめき」「掟上今日子の誰がために」　新連載　我孫子武丸「修羅の家」　新シリーズ　久坂部羊「真令子」　読切　大崎梢「山手ラビリンス」　深水黎一郎「夏は溺殺。月の頃はさらなり」　柚月裕子　先行掲載　早坂吝「誰も僕を裁けない」　連載　あさのあつこ「さいとう市立さいとう高校野球部　おれが先輩？」　恩田陸 「八月は冷たい城」　新堂冬樹「ホームズ四世」　巻末　座談会　他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

｢掟上今日子の誰がために｣｢人類最強のときめき｣目当てで購入。｢誰がために｣では今日子さんが雪山のクローズドサークルの事件を制限時間1時間で推理する。高速料金や延泊に関しての金のがめつさは最早伝統芸だな。今回のクローズドサークルで解くのは密室トリックではなく、誰が得をし,損したかの動機を解くクイボノ。相変わらずぶっ飛んだ動機を考えつくな…。延泊する為に引き起こした殺人のための殺人。ぶっ飛んでるんだけど筋はしっかり通ってるのはさすが。｢ときめき｣で人類最強が今回相手するのは新島で襲いかかる植物達。→

2015/12/07

[ぐんちゃん]

その可能性はすでに考えたの続編が出るらしく楽しみ。早坂吝さんの先行掲載は相変わらずの感じで面白い。今回の白の探偵さんはあまり好きではないかな、赤の請負人はあの大爆発で普通に生き残ってる潤さんはやっぱり強い(笑)。

2015/12/05