内容説明
一見、ヘタレな若者の深山鞍馬だが、彼の祖父は黒天狗の太郎坊。千里眼を持ち空を飛ぶ太郎坊は、腕利きの大工として生計を立てている。ある日鞍馬は、祖父の工務店の使いで訪れた老人ホームで、振り込め詐欺事件に遭遇。お嬢様小学生の若葉とカラスの八咫丸と共に解決に乗り出すが、余計に事態が混乱してしまい――。笑撃の妖怪お仕事ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きらら@SR道東民
18
天狗である祖父を持つ鞍馬クン、主人公のはずなのにサブキャラのあんみつ姫こと若葉ちゃんにすっかりもっていかれた感が・・・。ですが妖ユーモアミステリと私の好きな作風です。2016/01/17
カゲツナ
10
お嬢様小学生の神木若葉のキャラが面白い。カラスの八咫丸やヘタレな深山鞍馬、その祖父太郎坊、みんないい。 若葉のキャラが好きになりましたね。 笑えますよ。^^2015/11/18
ち〜
9
軽いタッチで読める一冊。きっとシリーズ化するんでしょうね。妖怪の出てくる作品はたくさんありますが、天狗のお爺ちゃんは、あまりないような気がしました。2015/11/27
チェス
6
あんみつ姫とカラスのコンビが微笑ましく面白い。楽しめた。2021/04/22
小梅さん。
6
軽妙で楽しい♪ 次は、鞍馬にも活躍の場があるといいね(笑)2016/06/12