内容説明
2020年、世界初の仮想体験型ゲーム『ガンズバースト・オンライン』のテスター募集試験が行われた。天神飛翠にとってそのゲームに使用されている仮想世界技術は、妹の瑠璃と再会できるかもしれない“可能性のセカイ”だった。
妹が使用していたハンドルネームで見事試験をクリアした飛翠が開発主任の夜桜紗姫から告げられたのは、宇宙から来た謎の電子生命体に管理システムを乗っ取られたという驚愕の事実。
ゲーム内の武器で電子生命体を倒すべく仮想世界にダイヴした飛翠たちだったが、謎の空間に通ずるゲートが現れ――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
7
宇宙生命体が原因でデスゲームに巻き込まれるとなっているが実際の真相は違っている。前半は頭の痛いオタクが書いたようなセリフ回しにウンザリしたが後半ゾンビ映画っぽくなったりラスボスとの戦いは熱い展開だった。2016/10/18
ひのえ
4
これは勢いで読む作品なので、細かいことは言わない。いろいろとこちらの理解を超えてくる展開で楽しかった。所々からセンスは感じるので、その武器を磨いていけば良くなりそう。2015/12/12
真白優樹
4
近未来、世界初の仮想現実で行われるゲームに参加した者達が大きな戦いに巻き込まれる物語。・・・この手の作品は某SAOと倉場相になるがこの作品はすぐにでも手が届きそうな近未来という事と、未来との絡ませ方という点において十分に差別化は出来ていると思う。またゲームという共通の趣味を元に集った者達のどこか笑える要素を含みながらも締めるところは締める熱い友情もいい味を出しているのではないかと思う。・・・うん、切り札の演出も中々によく出来ているんじゃないだろうかこれは。面白い作品である。 次巻も楽しみである。2015/11/25
ラル
2
面白さについて考えさせられた2017/11/12
菊地
1
キャラの押し出しの弱さや印象の乏しさに、なんか小説書きなれていない感じを受ける。SF的な要素とVRゲーム要素との噛み合わせがあまり良くないし、爽快感に欠けるのがなぁ。イマイチ。2巻以降はいいかなぁ。2016/02/11