文春文庫<br> サムライ 評伝 三船敏郎

個数:1
紙書籍版価格 ¥836
  • Kinoppy
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
サムライ 評伝 三船敏郎

  • 著者名:松田美智子
  • 価格 ¥784(本体¥713)
  • 文藝春秋(2015/12発売)
  • 2021年読書週間!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/31)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167904944

ファイル: /

内容説明

映画化! MIFUNE:THE LAST SAMURAI

「七人の侍」「用心棒」「赤ひげ」などで今もなお世界の映画人から尊敬される「世界のミフネ」。その栄光の一方で、酒を飲んでの狼藉や、三船プロの内紛劇、離婚裁判、愛人問題など数々のスキャンダルを抱えていた。
日本が生んだ世界的映画スターのスケールの大きな生涯を、不仲が噂された黒澤明監督との関係や、晩年の認知症を患った姿も含め、徹底した取材で浮き彫りにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoru

62
黒澤映画の主役として圧倒的な輝きを放った三船敏郎。この評伝ではその生い立ちやプロダクション経営、スキャンダルと晩年に重きが置かれている。清潔好き、気配りが細やかで人情味ある反面、激情的で酒乱の傾向も。だがそうした光と影の落差こそ大スターにふさわしい。高度経済成長期の日本を象徴するように様々な事にエネルギーを注いだが「俳優だけに徹していれば」という次男の言葉は鋭い。彼の死の半年後に世を去った黒澤の弔辞に万感の思いが込められている。老いた三船の描写は哀しいが、その存在感は日本を超え世界の映画ファンを魅了した。2020/12/07

つねじろう

57
型破りとか規格外とか野獣とか制御不能とかかの黒澤明を含め日本の監督をビビらせ本気にさせワールドワイドに活躍した三船。世界の名監督や同業者からリスペクトされた役者って彼以外記憶が無い。で作者が歯噛みするほど日本での評価は高くない。その男臭さと同量の幼稚さ未熟さを同居させ観るものを圧倒するエネルギーを爆発させた演技はそれこそ緻密に計算され修練されたものと誰も知らない。それに降参せざるを得ない人々の敗北感と嫉妬が彼の評価に繋がったのか?地道に取材した裏付けのもと役者馬鹿、人間馬鹿三船を描きだした泣ける秀作です。2018/06/12

すしな

15
139-19.齢を重ねられてからも志村喬さんの奥さんから「美しい」と言われたそうですが、キレイなだけではない何かというか、粗暴な雰囲気も醸し出しつつ純朴さもあってなんか目に残ってしまう役者さんだなぁと。。実生活も週刊誌をにぎわす反面、周りに相当気を使ったり、お掃除を率先したりとかなりまめな人だったということで、ますます好きになってしまいました。晩年は周りの人にいいようにされて寂しい感じもありましたが、それさえも映画っぽいなと。2019/10/12

はな

13
三船敏郎は若い頃から黒澤映画の主役として何本もの映画に出演してきた。日本人ならサムライの「偶像」は三船敏郎と思っている人は多いのではないだろうか?三船は映画のなかで見せる豪放磊落さと情に厚く、細やかな心配りが出来る繊細さを併せ持った人だったという。その両極端の性格故に、productionの分裂や泥沼の離婚裁判等晩年を汚してしまった。世界のミフネの名声は知る人ぞ知るカテゴリーになってしまったが、その迫真の演技はフイルムと人々の心に焼きついている。2020/06/26

尿酸値高杉晋作

9
文庫化したので再読。 映画業界全盛期の光と陰…ですな。 才能が集まり、熱を生んでいた映画界。 もう二度とそんな日は来ないだろうな。2017/05/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9867800

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。