GA文庫<br> 教導覇帝の完戦常勝譚<パーフェクトヴィクトリア>2

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GA文庫
教導覇帝の完戦常勝譚<パーフェクトヴィクトリア>2

  • ISBN:9784797386110

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内容説明

「皇国時代に俺の副官をやってくれていたナミルだ。よろしくな」

リオス、そしてロダムの地の奪還を目指すアルクスたちに合流した、栗色の髪を持つ少女、ナミル。

「うう、本当に美人だよお」
「ふん……。あの女は、仕事もできるんやな」

アルクスからの信任厚い才媛の登場にレーナとラシーヌは戦々恐々。
功を焦る二人は、早速ロダム攻略の先鋒を志願するが――。

「堅将ポルタハの守る堅城を正攻法で攻めるのは、言うまでもなく自殺行為だ。策は考えてあるんだろうな?」
「大丈夫! 私たちの力だけで、必ず取り戻して見せるんだから!」

英雄王が落ちこぼれの三姫を導く、無双破軍ファンタジー戦記、第2弾!!

※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柏葉

8
俺TUEEE系主人公+駄姫3人の小国奮闘物語。駄姫3人のうち上2人のバカさ加減にちょっと嫌気が差した。主人公を信じ切ることもできず、自分に自信もなく、新ヒロインに嫉妬し疑い、浅い考えで主人公の足を引っ張り、できる努力をすることもなく明後日の方向に頑張る。こりゃあ、上司は大変だわ。1巻ではまぁ仕方がないで済ませられたことでも、同じことが続くと学習しねぇなぁこいつら、となる。せめて行動する前に主人やその姉に一言相談できないのかね?この物語のカタルシスをあまり見いだせないので、3巻の内容によっては切るかも。2015/11/22

真白優樹

6
皇国時代の副官が仲間に加わり最後の土地の奪還を目指す今巻。・・・姫二人の勘違いによる暴走が結構際立っていた気がするがあの副官相手では仕方ない事か。かなりの有能でありアルクスと阿吽の呼吸での会話を繰り広げる副官であり、今後は姫達とのアルクス争奪戦も繰り広げられるのだろうか。・・・その前にあの鈍感相手にどうすればいいのかという気もするが。今回は主に湿地帯にある城攻めとなっており湿地帯ならではの策と意外な特技での攻略作戦となっている。・・・結構な荒業である気もするが。 次なる作戦とは何か。次巻も楽しみである。2015/11/16

ぼーぼー

4
かつての副官、ナミルの登場。何でもこなす完璧ぶりでしたが、アルクスとの出会いは少し訳ありな感じでした。できれば、今後そのあたりも読んでみたいですね。そんなナミルに戦々恐々し、今回も空回り気味な三姫でしたが、それでも所々に成長の証が見えていたのは良かったです。今巻ではあまりいいところが無かったので、次巻に期待ですね。2015/11/18

トルネードG&T

0
2巻を読むために1巻を読み直してから2巻を読んでなかったので2巻を読みました。そんな経緯で王と姫らの戦争物の2巻です。前巻での姫らの行動が余りにもあんまりだったという評判が感想にもいくつかありましたが、そこを修正して敵味方ともかなり合理的に計略を進めるようになった模様です。ただこうなると主人公が前回にもまして情報共有せずに話を進めすぎという側面が目立ってしまうのですが……。次回完結ですが、あとがきからこの時点ですでに全3巻構想のようになっていたことがうかがえますね。2023/04/06

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