内容説明
一族の会社で働くアヴィーナは、上司である二人の義兄とともに大企業ランカスター・グループの新社屋披露パーティーに赴いた。その席で、彼女が動揺するほどじっと見つめてきた黒髪の男――彼こそがグループの最高責任者、ナイル・ランカスターだった。そのナイルが義兄たちを通じ、彼女と知り合いたいと言ってきた。彼との取引を望む二人は、チャンスとばかりに驚喜している。私を生け贄にする気ね! アヴィーナは憤り、会場を逃げ出した。数日後、再びランカスター関連の小さな催しへの招待があった。トップが来るような会ではないと知り、安心して出席すると……。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
15
立ち読み。一族が運営する会社で、拝金主義の義兄に賛同できなくても一生懸命お仕事しているうら若き美女が主人公です。パーティ会場で強制的にカリスマ実業家に紹介されそうになり、憤然として帰宅。正統派な恋の追いかけっこストーリーでほほえましいです。「いくら美女だからってその手は食わん!」と必死に恋に抗う男子はとにかく哀れでした。ぷぷぷ。サクッと読めるかわいいロマンスです。2015/11/13
mum0031
2
マートン社財務担当アヴィーナと、ランカスターグループCEOナイル。 取引の為、義兄2人からナイルに取り入る事を仄めかされ、反発するアヴィーナ。 ナイルは、あり得ないほど面倒臭い男。 2018/11/21
はっつん
2
前に読んだジェシカのヒーローがあまりに酷かったので口直し。モテモテヒロインに、メロメロヒーロー。でも、裸のヒロインをベッドに置き去りはダメでしょう!まあ、テンパってたのね!自分の魅力に気付かない無邪気なヒロインに結婚後も気が気じゃないヒーローが眼に浮かぶようだわ!2016/05/14