誓言嫁 クリムゾン・ヴァンパイア

著者名：夏目翠【著】

中央公論新社（2015/11発売）

• ISBN：9784125013398

内容説明

橘香は仲塚原別邸でアレクに仕える毎日。昏睡状態の姉を見舞うが、その病室で主治医が殺され、側に倒れていた橘香が犯人扱いを受ける。さらにパーティの夜、親友の碧依が口にしたグラスに毒が！　ここでも犯人の疑いを掛けられてしまう。受難が続く一方で、実態は単なる食料供給源なのにアレクの花嫁として、仲塚原家では丁重に扱われ居心地が悪く……。アレクへの想いを自覚した橘香の恋と事件の行方は!?　吸血鬼と女子高生の事件と恋愛シリーズ、堂々完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[浮草]

謎が明かされ、またまたスプラッタ、で裏切りものも明かされ大団円。

2017/05/09

[陸抗]

最終巻。変身能力のある敵が出てきたので、誰も彼もが変身した敵なんじゃないかと勘ぐるはめに。前の巻で、橘香の家系がどうとか、匂わせる場面があった気がするんだけど…気のせいかな。何はともあれ、末長くお幸せに。

2015/11/05

[うさぎや]

３巻、完結編。疑わしい人が多すぎて大変な展開に。とりあえずふたりは末永くお幸せにということで。

2015/10/23

[月華]

図書館　痛い復讐話、という印象です。やっぱり主人公はきゃんきゃん言っているだけに思ってしまいました。純血と人との交わりの後悔、人と違う流れで生きること、心臓の件等々、どこかで見たことがある設定の盛り合わせの印象でした。こどもには吸血鬼の遺伝子は遺伝しないのかと素朴な疑問をもちました。

2016/04/22

[RINGOoisiiiiiii]

本が分厚いから読むの時間かかるなーと思えば気づけば読み終わってました。最初の事件から始まり、怒濤の展開。謎がどんどん解き明かされていくほど疑心暗鬼に…身内の裏切りが意外な人でした。ラストの花嫁にした理由が可愛くてほのぼの。これから長い年月を過ごすわけだから、橘花ちゃんにはぜひ幸せになってもらいたい。後欲を言うならその後が読みたいです。

2016/02/24