内容説明
昭和20年――著者14歳。故郷山形県鶴岡で終戦を迎えた。
戦前は“ごく普通の”軍国少年だった著者の目に、終戦はどう映ったのか――。
保守論壇の重鎮が、日本の「戦後70年」を総括する。
日本の国史を知るためには、日本の虹を見なければなりません。
その虹を見るとは「皇室がいかに見えるか」ということなのです。
戦後、その虹を見せまいと努力したのが占領政策であり、
その占領政策を意識的に維持しようとしたのが日本の左翼勢力であり、
教育現場で実践したのが日教組であると断定していいのではないでしょうか。――本文より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
軍縮地球市民shinshin
5
戦後70年を渡部氏が自身の思い出と共に著した一冊。主張自体は、他書でもふれている所が多いので目新しさはない。岸信介、佐藤栄作兄弟を評価し、所得倍増を打ち出した池田勇人をあまり評価していないのは頂けないし、一旦「明治憲法」に戻ってから、つまり現行憲法を破棄してから、それを改正する手続きをとらないといけないなど、頷けない点もあるが、概ね考えは著者と一緒だ。憲法改正に関して言えば、占領軍が一週間に作成したものであるので、その無効宣言をすることは「正しい」のだが、それが「現実的」かどうかはまた別の話だと思う。2015/08/21
かっくん
4
大東亜戦争終結から間もなく80年を迎える。日本はいまだにGHQが作成した憲法(占領基本法)の呪縛から逃れられず、中国共産党や北朝鮮の脅威に晒されている。エネルギーは原発が稼働せず、食料自給率は低く、少子化は歯止めがかからない。私たちの子供たちの未来は一体どうなってしまうのか。日本は今後世界に生き残ることができるのか。多大な危機感を持って本書を読んだ。2024/03/24
cocolate
4
ああ、もっと読みたい「渡部本」。東京裁判の様子がよくわかりました。アメリカ人弁護士の話をもっと。。。マッカーサーは日本が正しかったと悟った。もっと聞かせてくれ。2019/04/06
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