内容説明
あなたの身の回りには、まるで「息をするように嘘をつく人」はいないだろうか。しかも自分がついた嘘なのに、「真実」だと思いこみ、いつのまにか被害者面。本書ではその精神構造を読み解き、被害を受けないための防衛法を説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mint☆
72
周囲に現れる嘘つき。あまりにも酷い嘘つきの対処法が知りたくて読んだけれど、結局はケースバイケースらしい。嘘つきの例としてSTAP細胞の小保方氏や知り合いの女医を感情的に叩いている印象があるので、そこが気になります。同性に厳しいタイプなのかなと思いました。嘘つきがまかり通ってしまうのは「イネイブラー」という存在。自覚、無自覚に関わらず、信じたり擁護したり。"信じたい"という気持ちも大事だけれど、自分に関わる嘘ならきちんとしないと共犯者であるイネイブラーになってしまう。気をつけないとね。2019/07/21
リキヨシオ
34
嘘をつく事に罪悪感を持っていない人には、自分のついた嘘を真実だと思い込んでいる人は少なくない。そんな人への心酔者「イネイブラー(支え手)」も生まれ易い。人のつく嘘には・事実をあえて伝えない嘘・作り話で騙す嘘がある。嘘の動機には・自己愛・否認・利得の3つが絡み合って、いいかっこを見せようと嘘をついたり、嘘つく事自体が目的になったりする。嘘をつく時の感情には・恐怖・恥・喜びの3つがあり、他者の欲望を敏感の察知して、不都合なことは言わない。ただ嘘を見抜くのはとても難しい…自分の中の「妙な感じ」はとても重要。2016/01/09
mari
21
片岡さんはジムで知り合いになった『医師』だという女性が、実は全くの嘘で医者でもなんでもんかった、騙された、という話を一冊まるまる使って訴えているように感じる。よっぽど腹が立ったんですね。2015/12/03
森
20
どうも駄目ですね、内容が薄いのと解決案を明確に示しきれていません。奇妙な感じというのが少し気になります。(まあ致し方ない、年明け早々外れを買ってしまったか、残念!)2016/01/04
魚京童!
19
それは嘘ではない。2018/01/14