内容説明
昭和20年11月1日。南九州の沖は数千隻のアメリカ軍艦艇で埋まった。原爆製造の遅れた米国が、未曾有の規模で日本本土侵攻を開始したのだ!! 東京をめざし、怒涛のようになだれこむ米軍。首都防衛軍司令官・石原莞爾大将は、“秘策”を胸に迎え撃った……。 極秘資料を駆使し、一大スペクタクルで描く、“史上最大の決戦”!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうゆ
4
実際に沖縄ではこんな感じで抗戦を続けたのだもんなと思うと痛々しかった。あとがきの作家森はなんでこれを望んだのかわからない笑。小説としてはもう少し、様々な登場人物の心情にも触れてほしかった。ともかく、戦争場面が繰り返されて、そこは飽きやすい。2016/09/21
りぃ
4
仮想戦記の中でも数少ない本土決戦もの。10年前に読んだときは天皇が……するのと日本人の散り様がひどいのとで衝撃を受けたけど、今読んでもアレ。戦後の日本は名古屋・大阪中心に復興していくのかな?(できない気がするが)2012/10/13
ルヴナン
3
沖縄決戦で起こったことを本土で繰り返しただけ、独創性にも文学性にも欠ける。登場人物は理想化されすぎている、良心から原爆開発を遅らせる物理学者はまあいい、帝国軍人たちの美化は許し難い。そんな責任感のある連中ではなかったろうが。原爆開発が遅れ投下もなかったにもかかわらず史実通りの時期に侵攻してくるソ連も謎。2017/11/19
偽教授
3
「もしも日本が本土決戦に破れたら」というテーマで書かれた仮想戦記。内容は地獄絵図の一言に尽きる。2013/07/05
Write Only Memory
2
タイトルそのまま、地獄絵図。いくら身を粉にしても焼け石に水ですらない。これでもかとばかりに"現実的"な展開が続いていく架空戦記。 冷静な人として描かれている人物も、現代目線で見ると少なからぬ狂気を感じた。 この言葉を使って良いのか分からないが、面白い小説だったと思う。2018/06/26
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