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内容説明
働く女性の貧困や、経済的に自立できず結婚できない男性が急増しているというニュースが巷に流れています。しかし、日本の学生は、いよいよ就活という時まで、自分の職業や仕事について、よく考え抜いてはいないのではないでしょうか。求人情報や労働条件を見て、とにかく片っ端から採用試験を受けるという人が大半ではないでしょうか。そのために、せっかく入った会社をあっけなく退社することに…。じつは、著者自身がまさにそれで、その後の採用試験を受けるたびに、「最初の会社は、なんで半年でやめたの?」としつこく訊かれたそうです。本書は、幸せに働く、働いて自由になる、働きながら夢をかなえるには、どんな働き方があるのかを、自らの「しくじり経験」から語ります。「自分には何ができるか」「自活するにはどんな仕事についたらいいか」を探すため、衣料品店店長、ブライダル関係をはじめとする50以上の職場での体験談には説得力があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hundredpink
33
心に響いた一文。チャンスは、その人が持っている能力や性質に合わせて、それに相応しいチャンスが、相応しいときに引き寄せられてくる。2016/03/26
左端の美人
21
「仕事」=「お金を稼ぐ手段」だけにせず、仕事そのものに"よろこび"を見つけて、自分と人を幸せにするために働くことが大切。仕事に関しての過去の失敗という名の財産はたくさん持っているのでどんどん活かしたい(笑)。「大事なことは、落とし穴を怖がるのではなく、落とし穴を意識して進むこと」リスクがあるからこそ、価値あるものを手にできる。2015/09/22
いよ
8
大学図書館にて借りる。中はそんなに字がつまってなかったので、さくさくーと読んだ。内容は、ごくごく基本的なことが書いてあるのと、女性が作者なだけあり、女性に寄り添った内容になっていた。自己啓発本を読まない学生が、切羽詰まって手にとって、元気の出る本なのかなぁ…と思ったり。特に胸を打つ話もなく。ただ、作者の体験がおぼろげに書かれている。2016/05/19
chikakiyo
6
⚪︎必要な時に読めば深く、時期でない時に読めばまた意味が変わる本。今は自分の正念場だったから、これがあってまたひとつ頑張ろうと思えた。女性が書いている本なので女性としての目線が良い。またしっかりした自己啓発本ではなく、ライトにサクッと自分の中に内容を取り込みたい時に読むのがいいかな。自分の中の感情と向き合う為のツールになる役割を果たしてくれる気がする。見出しとまとめの大きい字を読めば、ページごとの要約になっているので、一度読破しているのであれば再読はそれでも充分だと思う。2015/10/04
しゅんぺい(笑)
3
文字数が少ないので、めっちゃさらっと読める。そしてめっちゃまっとうなことが書かれていて、ははぁ、というかんじ。何も異論はありません。2015/10/06