講談社学術文庫<br> 茶道名言集

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講談社学術文庫
茶道名言集

  • 著者名:井口海仙【著】
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  • 特価 ¥440(本体¥400)
  • 講談社(2015/10発売)
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  • ISBN:9784061595996

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内容説明

わび・さび、数寄、一期一会――。〈茶の精神〉は現代に生きる我々の日常生活にも息づいている。本書は、茶道書の古典から名人の言葉や逸話を豊富に集めて解説を施した。千利休をはじめ、村田珠光、武野紹鴎、そして岡倉天心まで、茶に生きた人々は茶に何を見出し、何を求めたのか。そこに現れる、茶道の心とは何か。平易な言葉でつづる茶道入門。(講談社学術文庫)

目次

茶の美
茶の歴史
茶人のこころ
名器と名物
茶に生きた人たち
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クナコ

8
初読。茶道(茶の湯)の名人の言葉・教えや逸話を集めた本。以前に「茶道の哲学」「茶道の歴史」など既読のため、わかる人物も多かったが、それぞれの功績などには触れておらず、これ何した人だっけ、と思うこと多数。既読書より、茶道は禅道に始まり仏教を超えた悟りを目指すもの、という認識でいたが、各名人たちの言葉を読んでいくと、もっとシンプルに、客をもてなすこと、客としてもてなされることの姿勢について述べているものが多い印象。また悟りの境地や無の思想よりは、心を清浄平静に保つことに重きを置いているように思われた。2024/09/12

ダイキ

3
「天下侘の根元は、天照御神にて、日国の大主にて、金銀珠玉をちりばめ殿作り候へばとて、誰あつてしかるもの無之候に、茅ぶき黒米の御供、その外何から何までも、慎しみ深く、おこたりたまはぬ御事、世にすぐれたる茶人に御座候。」(武野紹鴎)2023/11/25

ikedama99

0
毎朝読む本。少しずつ読み進めました。お茶に向き合う日本人の姿が見えてきます。数ページ程度の内容を重ねた本なので読みやすかったです。朝に読み進めるのにもってこいでした。また時々読みたい。2016/01/12

MaL

0
★★★★☆2012/05/25

towerofthesun

0
裏千家千宗室の三男による茶人の名言集。意外と本人が遺す例は少なく、「…と言っていた」と後世の弟子などが書物に残したものが多いらしい。茶とは関係ないが、北政所と淀君による黒百合を巡るバトルが興味深かった。2024/08/18

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