戊辰戦争と東北・道南―地方・民衆の視座から

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784829508305
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C3021

出版社内容情報

戊辰戦争は不可避、必然の戦争だったのだろうか

「東北・道南」の視点、民衆史の視座で戊辰戦争の内実に迫る



公論・衆議の理念と武力討伐、同盟分裂と戦争激化を招いた鎮撫総督転陣、秋田戦争・箱館戦争と地域民衆、「奥羽人民告諭」の社会背景、榎本旧幕府軍の内情など、それらの問題を実証的に明らかにする。

?「明治一五〇年」を東北地方から眺めていると、何のために戦争を強いられ、犠牲を払わなければならなかったのか、不問にされているようで不満を禁じ得なかった。そこで戊辰戦争のもとで何が起こっていたのか自ら検証したいと思い立った。(「はしがき」より)

内容説明

戊辰戦争は不可避、必然の戦争だったのだろうか。「東北・道南」の視点、民衆史の視座で戊辰戦争の内実に迫る。奥羽列藩同盟分裂と戦争激化を招いた奥羽鎮撫総督転陣問題、秋田戦争の実態、戦後の「奥羽人民告諭」の社会背景、箱館戦争の実像と榎本武揚軍の内情などを実証的に明らかにする。

目次

第1部 戊辰戦争一五〇年(東北から考える明治維新―戊辰戦争という歴史体験;歴史の見方―明治維新・戊辰戦争をめぐって;今、戊辰戦争を問う意味―民衆的視座から)
第2部 東北戦争(盛岡藩の箱館警衛と幕府倒壊;奥羽鎮撫は兵力を用いず―奥羽鎮撫総督転陣と盛岡藩;秋田戦争と「百姓迷惑」―秋田郡七日市村組合の場合;「奥羽人民告諭」と民衆)
第3部 箱館戦争(箱館戦争における「放火」と「自焼」―松前城下の放火をめぐって;『松前探索報告書』にみる榎本旧幕府軍;箱館降伏人とその人名簿―「歩卒」への関心)

著者等紹介

菊池勇夫[キクチイサオ]
1950年青森県生まれ。1980年立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、一関市博物館館長、東北芸術工科大学客員教授、宮城学院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。