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内容説明
内閣総理大臣から華麗に転身、どんな難事件も明るく解決してきた源さん刑事。保険金殺人の容疑者を前にし、捜査するだけの立場に限界を感じた源さんは、裁判にかけるための公訴権のある「検事」になって、不正義・巨悪と対決する。信用組合救済をめぐる汚職事件で、検察庁は信組理事長の起訴のみで幕を引こうとする。源さんは追求を続け、法務大臣の指揮権発動を無視し大蔵省の幹部たちを独断で訴えてしまう…。『自虐の詩』『世直し源さん』に続く、業田ギャグの大作、初の完全刊行。『自虐の詩』『世直し源さん』に続く、業田ギャグの大作、「検事編」に突入。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よきし
1
今問題が明るみに出ている検察による冤罪事件が如何に政治的に操作されているのか、その一端を源さん刑事が検事となることで、わかりやすく描いている。検事に認められた権限と、容易に介入できる政治的圧力。そして検事に対する審査や告発は難しいという仕組み自体が今の日本社会が抱えている大きな問題だ。ぜひ、今一度読むべき一冊だと言える・・・かも?2012/01/17
Yoshika Komatsu
0
🔳「この国は責任をとらん、偉い人が多すぎるんじゃ」 🔳上巻は、軽めな事件ばかりのギャグ要素強めだったが、下巻は一転して社会派テイスト強めに、巨悪と戦うために、「検事」になったり、「法務大臣」になって大蔵省の幹部を一掃したりと、胸のすくような大活躍! 🔳最後に収監されるのも「世直し源さん」と同じ展開。2024/07/07
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