- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
1人で、母を看取った。「私の死を、ロンドンの友人に伝えて」そう書かれた遺言に従い、大学3年生の夏、大空は久しぶりに再会した兄と共にイギリスへ渡ることになった。初めて訪れた異国の地で、母の若き日、兄の秘密、そして“家族”の真実に出逢うとは知らずに…。たらちねジョンが鮮やかに描き出す、ファミリールーツジャーニー第1巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
21
死んだ母の手紙を頼りに、生前の母の痕跡を巡る旅。イギリスからパリ…そして。家を出て行った兄や父との関係。どうなるのか楽しみ。2021/11/03
放蕩長男
11
母親の最期を看取った根暗青年、大空くんが、母の遺言に従い、ロンドンの友人に訃報を伝えに行くお話です。母のことも、父のことも、兄のことも、家族のことを知らな過ぎた大空くん。旅先の出会いを通じて、少しずつ家族との絆を取り戻していきます。 元ヤンの兄貴が、いい味を出しています。家族想いで、人情に溢れた性格。そしてまさかの結婚相手。母親の隠された秘密より、兄貴の秘密の方が衝撃的でした。次巻以降も、兄貴の活躍から目が離せません。2016/09/04
織田麻里
9
絵は好みで無かったのですが、旅の中で引っ込み思案な青年が成長して行く様子が良かったです。また、訪れた先の街の雰囲気や母の友人たちも良かったです。2015/11/01
鈴
7
母の遺言により、母の友人達に会う為海外へ赴く主人公。自分を置いて出て行った兄と再開し、真相を知って蟠りは溶けて行く。爽やかな話だった。自分も若い時に、言葉も喋れずに金だけ持ってヨーロッパを放浪した事がある。人と気軽に交流できず、怖い想いも優しさに触れた事もあったが、異文化の中にただ身を置いていると野性に戻るというか、恥も外聞も無いというか、素直になるしかないなーと思った事を思い出した。ちょっとだけ主人公とシンクロ。兄の背中を押したのは母ちゃんだった。母素敵。2020/03/22
あやちゃま
6
感想は4巻で。2024/12/03