- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
健気に住み込みで働く中学生、すずね。いつも笑顔で生活する彼女には裏の顔があった。それは、魔法少女の暗殺者。対峙する新たな魔法少女の登場により、すずねは、今までに見せたことのない苦悩を露わにする。彼女がいざなわれる「結末」とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
5
そうきたかー!2023/03/09
一会
4
全ての真相が明かされ最後の戦いが繰り広げられる最終巻…なのだが全体的な謎解きと新キャラにして鍵を握る存在であるカガリのキャラ立てや動機まで描かなければいけないため、尺が不足してしまった印象。画力の向上は著しく特に大ゴマや見開きのアクションシーンや、ラストの鈴音や茉莉の泣き顔や笑顔は台詞の上手さもあってすばらしかったので、色々とおしいと感じる作品だった。 2014/12/10
腰ナス
3
ここにきてマツリの主人公力がすごい高まってた。カガリの唐突な参戦はちょっと納得行かないというか、すずねが魔法少女を魔女化する前に殺すという選択をもっと掘り下げて、色んな観点から論ずるようなのが欲しかった。最後に魔女を倒すのにすずねの能力が役に立つ展開は熱かった。悲しい終わりではあったが、究極的なハッピーエンドはアルまどが与えてくれるからいいんだ。戦闘がちょっと能力が関わって捻られてたのは良かった。最後まで綺麗な絵で見やすいのも良かったかな。2017/12/24
東西
3
すずねが戦っていた理由は…と そういうことだったのかー まどマギの世界観の中でなかなか苦心してできた物語ですね やっぱり悲劇的な最後だったが、面白い話ではあった2015/10/23
椿かすみ
3
魔まマスピンオフ「すずね」の最終巻。キュゥべえの理に適った、それゆえの残酷さは(この最終巻においてようやく)感じ取ることができたが、それはあくまで原典との繋がりを印象づける描写に過ぎず、本作では契約によって力を得た人間たち、駆動してしまった運命の悲しいすれ違いに力点が置かれていた(こともようやく最終巻でわかるのだが)。キュゥべえが唱える因果とエントロピーの関係ではないが、物語の結末の価値が、紡ぎ上げてきたキャラ相関の質・量によって決定されるとすれば、本作は些か「読まされている」感が強く、今ひとつだった。2015/02/04