内容説明
武はくるみを〈トレイラー〉に人質に取られ、さらに、龍泉寺和馬に成り代わっていたことが曝かれてしまう。くるみを奪還するため〈トレイラー〉に乗り込むことを、そして全ての戦いに決着をつけることを決意する――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
5
なんやようわからんが内ゲバが終わってめでたしめでたしや2022/10/31
METHIE
4
最終巻、というか纏め。 作者が後書きで言っている通り、武はかなり過酷な目にあった主人公である。 然し、この作品は何処か冷めつつもそれでいてバランスを取ろうとしていた。 あとこれはアニメ版でもそんな感覚だったが、トレイラーとウィザードブレスの争いは何処か似たもの同士の争いで、双方とも腐敗した組織だった為と描かれている。 血生臭い戦いが終わってカラーイラストのように海水浴に行き、魔法世界も再編されてホッとしている。 作者の他の作品も読んでみるか。2018/05/31
HANA
4
最終巻。一通り終わった感じでとりあえず良かった。狼神と蛍の状況には驚きを通り越して引いてしまったけれど。せっかくなのでヒロインを明確にした話も読んでみたかった。月光と武が分かり合えたのは何より。途中どうかな、という展開もあったけれど最終的には楽しめたので良かった。2015/11/09
416
4
シリーズ最終巻ということでしたが、綺麗に終わっていたのではないかと思います。表紙のヒロイン二人のどちらがメインだったのかはよくわからないままではありましたが。このシリーズは過去に飛んでからが面白くなっていった部分だったので、もう少しはやく展開が進められていればと思いますね。映像化されたのも面白くなる直前でしたし。キャラクターとしては死後も自由というか縛られない和馬が好きでしたね。次のシリーズがどうなるのかはわかりませんがお疲れ様でした。2015/09/26
マインドキャップ
3
読了!徹頭徹尾、ゴミカスだった。最終巻とは思えないほど、盛り上がりにかける上に、終わらせ方も中途半端で感動すらない。むしろ、こんなクソを最終巻まで耐えて読みきった自分に感動した。 「魔法戦争を読むのはいいが、別に最終巻まで読みきってしまっても構わんのだろう?」と友達に言い放った、かつての自分を呪ってやりたい。この作者の作品は二度と買わないだろう。2015/10/10