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内容説明
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遭難中の五人の男たちが、安定した暮らしを築きあげたリンカーン島に、不穏な空気がながれだす。黒い旗を掲げて出現した船は、海賊船だった。少年ハーバートが、海賊の凶弾に倒れる! 男たちは、かつてない危機にさらされるが、またしても謎の力が、彼らを救った。そして、この島をみまもっていた神秘の力を持つ人物についにめぐりあう。謎の人物の驚くべき正体とは。『海底二万里』のジュール・ヴェルヌが描く壮大な冒険小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
43
再読。最後の最後まで盛り上がって、疾走感と共に読み終えました。「海底二万里」「グラント船長の子供たち」を読んでいると、エフトンの為人に人間の可能性を感じます。ヴェルヌは始めから「神秘の島」を含めて三部作の構想で書き始めたのでは無いらしく、年代等齟齬がありますが、些細な瑕疵に過ぎません。登場人物それぞれの生き様に胸が熱くなりました。ヴェルヌの傑作の一つだと思います。 2022/09/07
北風
19
さすがに、途中で気付いた。その可能性大、とっ!! 「海底二万里」「地底旅行」は登場人物が少なくて、ずっと単調な感じだったから、この島は本当にいろいろなことがあって、冒険があった。さまざまな人生もあったしね! 最後にまさかと思ったけれど、本当にあの人が登場するとは……。先にあの本を読んでいて本当によかった……!!2019/07/01
羊山羊
8
2巻ラストで島にやってきた船は海賊船だった! 一行は島を守るため戦うことを決意する。そして旧火山であるリンカーン島の地下では、救いの手と終わりの始まりが様子を見ていた。今までの謎を一気に解決する最終巻。ずっと一行を見守っていた救い手の想いに感動。船長…。1巻は自然冒険、2巻で開拓+空想科学小説要素、3巻で戦う冒険小説と、3間全てで違うカラーを見せてくれました。傑作だった。2018/11/24
疎水
7
このような漂流物を読むたびに、こんなことが自分に起ったならただ餓死を待つだけなんだろうなあ、と思う。しかも『神秘の島』の漂流者のように所持品をほとんど持ってなければなお一層のこと。/『海底二万マイル』を読んでネモ船長の過去を知りたいと思いこの本を取ったがいつの間にかその目的は忘れられ、この本の物語に夢中になっていた。サイラス・スミスの知識量とほとんどを無から作りあげた漂流者達には凄いとしか言えない。ペンクロフのキャラも憎めなくて好き。2013/09/08
アロン
6
やっばり、神秘の島はヴェルヌの最高の作品だと思う。2012/04/26