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内容説明
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四人の男とひとりの少年と一匹の犬をのせた気球が、嵐のなか無人島に漂着した。なにひとつもたない遭難者たちは、十九世紀の科学知識を駆使して、火を起こし、狩りをし、れんが、鉄、爆薬…あらゆるものを自らの手で作りだしていく。知識の宝庫である技師サイラス・スミスを中心に、結束した五人は、安全な住居を確保して、島での生活を快適におくる。だが、他にはだれもいないはずの島に人の気配が。『海底二万里』のヴェルヌが描く壮大な冒険小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
40
再読。「ひとりぼっちの不時着」読んで、無性に漂流記ものが読みたくなって!サイラス・スミス技師の万能ぶりに、唖然茫然です‼️まあ、そんなに上手く行くかなぁ…と思わなくもないですが(笑)。でも、読んでいて痛快ですよね、何かを次々に成し遂げるのって。犬のトップが何に吠えているのか気になるし、最後の銃弾もね!(再読だから知っているんですが、ドキドキです。)続いて、第二部、読みます‼️2022/09/03
北風
17
五人の男たちの漂流記。このあとが、十五少年漂流記なのかな? これに関しては言えば、ちょーっと、やりすぎな感が否めない。いくら百科事典の技師とはいえ、ねー!? 百科事典どころかインターネット並!? でも、インターネット並だからって、そんな出来るわけ無いよ! って思っちゃう。いや、それをやっちゃうのが、ヒーローなんだろうけどね!!2019/06/26
kagetrasama-aoi(葵・橘)
12
多分初読です。子供の頃抄訳を読んだかもしれませんが、全く記憶にありません。第一部は気球で無人島に漂着した五人と一匹(犬)が、島を探検して開拓するお話。技師のサイラスが万能過ぎて(o^∇^o)。他の四人もそれぞれに特技があって、本当にこんなチームなら、生き残れそう!って思えます。サイラスがどうして助かったのか、とか、何かが住んでいそうな井戸とか、最後に登場したアレとか、謎も鏤められていて続きが気になります。2018/04/25
羊山羊
9
ブッシュクラフト系の動画のコメントで見つけて読んでみた。遭難して島に漂着した5人と1匹の犬のサバイバルを描いた自然冒険小説。手元に何もない状態から技師サイラスの膨大な知識によって、島の資源が掘り起こされた挙句火薬まで出来てしまう様にガッツリハマってしまえる1冊。このテのサバイバルものが好きな人は堪らないはず。そして、第一部の最後のヒキが衝撃的で気になる。SFで有名なヴェルヌ氏が、そのノウハウを異ジャンルに持ち込んだサイエンス×冒険小説。超オススメ。2018/11/15
こどもふみちゃん
9
100ページを過ぎたあたりからが面白すぎる!絶対息子(今小4)に近々読ませよう。何もない島にほぼ手ぶらで漂着した5人。サイラス・スミスの知恵により物をゼロから作り文明を起こしちゃう!!(゜o゜)!! 子供のころに読みたかった。物つくりの好きな子なら、死ぬほど面白いと思う。小学校高学年~?★★★★★2014/09/16