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内容説明
植物を自在に成長させる沙芽(サノメ)の力を持つ羅貫を異世界へ連れ帰ろうと、千艸(チグサ)の口説きがエスカレートする一方、羅貫の庭にまたしても異変が!? そしてついに異世界から皇子が降臨…!? 急展開の第3巻登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
23
★★★★ 羅貫(ラカン)の所に増えた居候の灯二(トウジ)も、敵でありながら羅貫の優しさなどに触れ、徐々に絆されていく。 異世界の皇子の出現で、穏やかそうな羅貫の心の奥に潜む本能が現れてくる・・・。 千艸(チグサ)・成重・灯二の3人に加え、羅貫までもが邪魔な存在としてこの世界に飛ばされたのか? 突然サノメの子を宿した樹が庭に生えたり、お話も急展開でワクワクします。 羅貫を異世界に連れ戻そうとする千艸の「口説き」が面白い♪ それに突っ込みを入れる成重と灯二も面白い♪2014/11/30
そらねこ
15
あちらの世界の事や皇子、そして皇子に似た羅貫の事、色々出そろってきました。そして千艸やあちらの世界の困っている人達を助けるため決意をする羅貫。そしてそして…やはり萌え萌えのBL展開も見逃せません(人´ω`*)♡2016/07/16
文吾
10
★★★★/皇子が「こっち」まで来て生まれたばかりの幼女様(サノメ)を攫っていってしまったよ。ちょっと難しくなってきたな。女サノメの羅貫ママは植物から生まれたの?羅貫が異世界へ飛ぶ決意をしたとこまで。(pa)2019/03/17
Romi@いつも心に太陽を!
8
対極の皇子ご対面・・・いわゆる土台、伏線の段階でこの面白さ。杉浦さんは「魔物」にしろ「ISAGI」にしろ、徹底して「何かが足りない」子をがっつり描きますね。あとがきのチグサ=カウゼルも何となく分かる。でもその分、真っすぐで迷いがない。「有害か無害か有益か」それはあちらの世界の存在価値でもある。「役目」にのみ縛られた人々は、盲目で恐ろしくも憐れに見える。2010/08/01
矢代
6
カレーを食べる異世界の人たち。笑。あちらの世界では不要なものとしてレッテルを貼られた存在の千艸、成重、灯二。しかし不要な存在が消えてもあちらの世界は滅びる寸前の世界。そしてその世界の皇子は羅貫も不要なものとして存在を消そうとする。そして羅貫はその世界へ行くことを決意します。いや~発言散々却下されてた千艸の口説きが最後の最後で大正解でした~!「俺の皇子」!!!2015/02/06