内容説明
ドラマ「リスクの神様」ノベライズ。
フジテレビ系ドラマ『リスクの神様』ノベライズ・下巻。
主人公・西行寺智は、かつてアメリカのGE社や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決してきた“The God Of Risk(リスクの神様)”と呼ばれている伝説の男。その手腕を見込まれ、日本最大の商社・サンライズ物産に危機対策室長として雇われる。企業に相次ぐ偽装、隠ぺい、粉飾決算、個人情報流出など、あらゆる危機に対応する危機専門管理官たちの手に汗握る緊迫したやりとりを描く硬派な社会派ストーリー。
今を生き抜くビジネスマン必携の書。物語を通して西行寺の衝撃の過去が明らかになる。下巻は、六話~十話を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
75
テレビドラマの常なのか、最近の風潮(例えば倍返しなど)なのかはわかりませんが最後の最後まで飽きさせずに持っていく手法は大したものだと思いました。後半5話は、主人公の父親が主人公の懸命の努力で現実に戻っていくということで話としては単純ですが、きりがよかった気がしました。2015/09/17
流竜会
38
下巻も「台本」のような仕様は変わらない。お話の一つずつは、リスク評価の大小あれど、所謂マニュアル通り解決するものや、「台本」ならではのドラマチックな展開を見せるものと様々あって、纏まりという点でもさらっと読める。各終章に準備された「風景」の回収も予定調和。読み手が途中で投げ出すリスクは、計算していなかったのかな?r2016/10/30
Ribes triste
4
サンライズ物産の危機的状況に、どんでん返しの連続。ああ、ドラマで見たかったという感想も残るのでした。最後はきれいに終わってますが、続きも出来そうな…。2015/09/22
ドットジェピー
2
社会人や大人なら是非とも読んで欲しい作品だなと思います。ドラマも面白いです2015/09/09
kinghaya
1
テレビドラマ主導だから読みやすかった。内容が薄い分、気軽に読める。2015/09/17