講談社文庫<br> 新装版 風の武士(上)

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紙書籍版価格 ¥792
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講談社文庫
新装版 風の武士(上)

  • 著者名:司馬遼太郎【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2015/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062758895

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内容説明

伊賀忍者の末裔で貧乏御家人の次男坊・柘植(つげ)信吾は、小さな町道場・無一流指南練心館で代稽古を務めていた。ある日、道場に赴くと、用人格の老人が刺殺されていた。多くを語らない道場主と娘のちの。しかしこれが、巨万の財宝が秘蔵されているという熊野の隠し国・安羅井(やすらい)をめぐる壮絶な戦いの始まりだった。

目次

遭った男
暗殺剣
蓮の音
練心館の秘密
退耕斎の正体
伊賀者
天狗の里
四番目の顔
隠密第一日
伊賀の刀法
老忍
仏国土
丹生津姫草紙
黒い影
異変
卵殻
旅へ
その男
安羅井人
神奈川の宿
藤沢の本陣
流れ
青い火
三条大橋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壮の字

68
不得手だった奇伝小説にもずいぶん慣れてきた昨今。これもまた司馬作品らしからぬ設定、公儀隠密と紀州隠密の暗闘。彼らが狙っている謎の里は紀伊国の山中深くにあるという。安羅井(やすらい)国は大量の隠し金を所蔵しているらしい。主人公・柘植信吾(ツゲシンゴ)は伊賀同心の末裔として父から伝授された居合いの刀法を持つが、両陣営への態度は煮え切らないまま暗闘に巻き込まれていく。失敗続きの信吾であるが、少しずつ謎の里に近づいている。「時代小説」という分類ではダメなのかな。お勢以さんの心の描写は市井モノ読んでるがごとし。2018/11/23

たいぱぱ

57
読友さんとのお喋りの中で、この本の話題になったんで読んでみました。もう60年程前の初期の司馬作品なんだけど、読みやすい!面白い!しかも余談が全くない(笑)!幕末感が皆無の幕末が舞台。紀州熊野の山中にあるという、巨万の富を有するという謎の安羅井国を巡る、伊賀忍者の末裔・柘植信吾の冒険譚。性格は違うが魅力的な女性キャラが続々と登場しますが、司馬さんの描く女性は、男にとって都合が良い女という説も頷けるような気がする。最後の最後に新選組が登場し、テンション上がったところで上巻終了。いざ下巻へ!2019/03/16

レアル

57
司馬氏の初期の作品で伝奇モノ。司馬氏の後期に描かれる読み応えある重厚な歴史小説と比べてライトな感じで読み易い。何やら「安羅井の国」という場所へ向かう物語で、主人公の信吾の女好きキャラも含めてエンタメ小説ってところかな。読んでいて楽しい!下巻へ。2018/02/28

となりのトウシロウ

46
司馬遼太郎は史実に基づいた歴史小説作家という印象が強く、ここまで創作された小説は初読み。主人公柘植信吾は、伊賀忍者の末裔で貧乏な御家人の次男坊。ある日、松平豊前の守から直に呼び出された信吾は、熊野の山中にある隠し国安羅井国の財宝を公儀のものにせよという命を受ける。公儀隠密となった信吾は安羅井国に向かうという創作小説。しかし、これが面白い!信吾の傍目から見ると少しいい加減な性格も、信吾の周りの女性も、同じく安羅井国を目指す紀州藩の人達も良い感じです。京都で新撰組に絡まれそうになったところで下巻に続きます。2021/01/09

Taka

44
司馬さんのかなり初期の作品。ファンタスティックな展開で先へ先へと止まらず進んでしまいました。下巻も早速着手です!2019/07/10

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